1章 生い立ち編 ~プロを目指したサッカー人生から得たもの~

幼少期の私は 典型的なスポーツ少年でした。 それも、 プロを目標として掲げる サッカー中毒の少年でした。 小学校4年生から始めたサッカー。 上達のため、毎日ボールを触れ!! という指導のもと 朝から晩までボールを触って過ごしました。 やり始めると、徹底的に打ち込める性格から(?) 学校に行っている以外は 常にサッカーをするほどの打ち込み具合。 中学生までその生活は変わらず。 地域選抜チームに選ばれ、県大会で優勝するなど それなりの成績を残すことができました。 このサッカー中毒は 高校の進路を決める動機にもなりました。 サッカーの強豪校として有名な 偏差値もトップクラスの某県立高校を志望。 もともと、勉強は嫌いではなかったため 「サッカーのプロになるんだ!!」という、 強い意思で勉強し、見事、志望校へ合格。 「サッカー漬けの3年間」という切符を手に入れました。 しかし、高校に進学し 強豪あつまる部活で挫折を味わいます。 所詮、地域選抜クラスの実力では 強豪校のスタメンに入ることも叶わず ベンチを温める日々が続きました。 持ち前の前向きさから 人一倍の練習をし、 メンバー入りのため努力を重ねました。 このとき不思議にも ツラいとは思うものの 辞めたいとは思いませんでした。 同じ立場の仲間もいたこと。 何より、目標に一途なことが楽しかった。 夢中だったのです。 ダメだったときのことなんて 微塵も考えず練習しました。 しかし、現実は無情。 3年間メンバーに入れる事はなく 最後の試合を迎えました。 プロへの道もそこで途絶えました。 私の3年間は、なんだったのか。 努力は限界までしたハズでした。 夢は必ず叶うなんて、嘘じゃないか。 そんな風に思ったこともありました。 しかし、持ち前のプラス思考をフル稼働 人生の大半を費やしたサッカー人生に 一つの区切りを与えることができた・・・と その時は思うことにしました。 一緒に同じ目標へ向け練習をした 仲間の大切さに気付けたこと。 そして、自分の可能性を否定せず ひたすら夢中になれる力が 自分にあると気づけたこと。 これらは大切な宝物になって、 この身に刻まれることになりました。 これら経験が活かされてくるのは 後の大学二回生を 待つことになります。 サッカーに打ち込みすぎた反動として 成績は低迷。 浪人を余儀なくされ、予備校生活が始まりました 2章 個人戦略編 ~公認会計士というフィールドを選んだワケ~

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