徳井さんの税金申告漏れ

先日お笑い芸人の徳井さんの税金申告漏れが公表されましたが、 税金はあまく見ない方がよいです。 今回徳井さんは既に修正申告して重加算税分も含め納付済みという事ですが、 払えない場合には原則年14.6%の延滞税が課されます(現在は特例で8.9%)。 そして、税金は7年まで遡れるので例えば1年平均して100万円納める金額が少なかった又は納めていないとすると、7年で700万円です。 発覚したらこれをすぐに払わなければいけません。 払えなければ上述の通り年14.6%の利息がつきます。 仮に1年何も払わなければ約100万円の利息が上乗せされます。 その次の時も利息が100万円つきます。 恐ろしいのはここからで、これが普通の銀行からの借金などであれば最悪自己破産などすればチャラになりますが、税金は国に対する借金など踏み倒せません。 払えなければ、利息が加算され続け一生雪だるま式に借金が増えてしまいます。 100万円税金を払わなければいけない状況の時には当然ですがそれ以上稼いでおり資金的には支払えるはずです。 が、これをルーズにすると人生致命傷となるぐらいの傷を追う可能性があるので、しっかり真面目に払った方がよいという訳です。 なお、無申告の場合には無申告加算税なども課されるので、延滞税と合わせて本来支払うべき税金の1.5倍ぐらい支払う必要がああります。 ゆえに、上記の例で言うと本来700万円でよかったものがいきない1050万円ぐらいの請求が実際にはきます。 私自身こういった事は会計士時代の学問で最初勉強し、その時は単なる数値でしか捉えていなかったのですが、自分で稼いだりしだすと如何にこの税金が重いかがよく分かります。 折角自分で苦心して稼いだ額の最高半分税金ですからね。 しかし、日本国に居住している以上これは法律で決まっているので、自分の気持ちなど関係ありません。 杓子定規に計算し支払うだけです。 適切な節税はすべきですが、それぐらいで後は如何に稼ぎを増やすかという事及び税引後の資産を増やす事を考える方が賢明だと考える次第です。 こういうのも1回ルーズになると面倒になると思うので、不十分だなと感じる人はこれを機にきっちりやっていきましょう。 分からなければネットに情報がいくらでもありますし、近所の税理士への無料相談なども税務関係は比較的に多いのでそういう所から始めてみるとよいと思います。 なお、税理士などに頼む場合には、実際に複数の人に問い合わせたりして合うなと感じる人にお願いするとよいです。 というのも、我々個人のビジネスや投資などはそれほど複雑な計算ではないので、有資格者であれば問題なく作業は出来ます。 が、性格は人それぞなので、話しやすいやとっつきやすいなど自分に合う人を探すのがよいです。

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