我慢、苦労、努力依存症の注意しましょう

こんにちは、元公認会計士の福島哲也です。

本日は「我慢、苦労、努力依存症の注意しましょう」というテーマで記事を書きたいと思います。

というのも、これは一昔前は日本人の美徳されていた思想かと思いますが、
近代においてもこれを美徳としてしまうとどんどん苦しくなり、人を妬むという無駄な時間を過ごしてしまいやすくなるからです。


例えば、私が小学生の頃は
夏場暑い時期に2時間サッカーの練習をしていて
その間一切水を飲んではいけませんでした。

そして、昼間に飲めるのは350mlのポカリスウェット1杯です。

その後また午後の練習といった具合です。

学校には無料で水を飲める水道などもありましたが、
これも練習中は飲んではいけませんでした。

今となっては、運動中に水分補給しないというのは
科学的にも人道的にもあり得ないかと思いますが、
昔はそういった我慢をする事がいい事とされていました。

又、昔は会社でパワハラや違法残業などがあっても
それに耐えて働き続ける事がよいとされていた時代もありました。

では、なぜこういった我慢、苦労、努力が美徳とされがちだったかというと、
それは我慢や苦労、努力といった過程を辿って成果を出したほうが
脳内でドーパミンが分泌されやすく、達成感があるからです。

しかし、良く考えると
同じ結果であれば、その過程が楽に越した事はありません。

例えば、家事一つとっても、
自分で全部した方が達成感はあるかもしれませんが、
同じクオリティで機械で出来るのであれば、
機械に代替してもらった方が効果的かつ効率的な訳です。

今の時代洗濯機ではなく、
洗濯板で手洗いする方がよいと考えている人は皆無かと思います。


日本人は特に「我慢、苦労、努力」をあまりせずに結果を出している人を
否定したり妬んだりしやすいですが、
同じ結果が出るならば、「我慢、苦労、努力」をせずに結果を出す方が
合理的なので、脳内のドーパミンに惑わされる事なく、
物事をもっと合理的に考えて、出来るだけ「我慢、苦労、努力」をしないで結果を出す方法を
考える事がよいと思います。

もちろん、
マラソンや登山など趣味の範囲で「我慢、苦労、努力」を行う事ぐらいはいいと思いますが、
それ以外で「我慢、苦労、努力」を必要以上にするのは、
肉体的にも精神的にも疲弊し、人生楽しくなくなるので出来るだけ「我慢、苦労、努力」を
しない方向で物事を考えていく事はお勧めです。

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