暴落相場で恐怖を感じる理由

こんにちは、元公認会計士の福島哲也です。

「暴落相場で恐怖を感じる理由」というテーマで記事を書かせて頂きます。

というのも、投資をやる上では短期でも長期でも、
分野はFXでも仮想通貨でも株でも暴落を経験せずに稼ぎ続ける事は出来ないと考えます。

しかし、投資で損をする人の多くは
こういった暴落時に損切りをして退場する人がほとんどです。

裏を返せば、投資で儲ける人も同じ暴落相場を経験し
むしろその回数は投資歴が長ければ長いほど多いはずですが、
それをしっかりクリア出来ているということです。

この違いは何かと考えた時に、
昨日の投資根拠を持っているかとは別に
投資資金量が大きく影響していると考えます。


具体的には全資産に占める投資割合です。

例えば、全資産額が100万円だった場合
100万円投資した仮想通貨が半値の50万円になってしまったら、
恐怖で売ってしまうという感情になりやすかと思います。

一方、全資産額が例えば1億円だった場合
同じ100万円投資した仮想通貨が半値の50万円になっても
金額的なインパクトは低くなり、
それほど気にならないという感覚になる人も多いかと思います。

というように、
人によって感覚は違いますが、
一般的に全資産に占める投資割合が増えれば増えるほど
暴落時に感情が揺さぶられやすくなります。

さらには、投資対象によってボラティリティ(変動幅)は異なるので、
ボラティリティが大きいものへの投資は投資割合を低くし、
ボラティリティが小さいものへの投資は投資割合を増やしていくという事が投資セオリーとなります。


ただ、上記のような理論が分かったとしても、
どんな投資がボラティリティが高くなるのか、
自分が現在の資産規模に対してどれぐらいの含み損ならば気にならないのかというのは
経験を積んでいかないと分からなかったりもするので、
やはり投資は余裕資金で行っていくという基本中の基本がやはり大事という結論になると考える次第です。

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