世界一勤勉なのに、なぜ日本人の給与は低いのか

こんにちは、元公認会計士の福島哲也です。

本日は「世界一勤勉なのに、なぜ日本人の給与は低いのか」という
以下のITメディアビジネスというメディアに載っていた記事に関する所感を書きたいと思います。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2103/09/news052.html

ご存知の方も多いと思いますが、
現在日本人の平均給与というのは世界の国々と大きく差が生まれています。

上記記事にも掲載されていますが、
OECD(経済協力開発機構)の調査によれば、2019年における日本人の平均年収は3万8617ドルです。

米国(6万5836ドル)、ドイツ(5万3638ドル)など先進国から大きく下回っているだけでなく、
お隣の韓国(4万2285ドル)にまで抜き去られてしまっています。

ゆえに、日本国内にいるだけだと気付きませんが、
海外旅行などを含め海外のものが日本人にとってはかなり割高になってきており、
相対的に日本人はどんどん貧しくなっているという事です。

この記事で個人的に共感したのは以下の部分です。
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日本人は勤勉なため柔軟な姿勢でルールや規則を根本的に見直したり、これまで長く続けてきたことをスパッと止めたりすることができない
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又、これに付随して以下の部分も共感します。
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コロナ禍になってから「これからはテレワークだ!」と数カ月くらいは大騒ぎしていたが結局、今は電車には通勤するビジネスパーソンが山ほどいる。「いよいよ日本もDXの波がきた!」という言葉はよく聞いたが、いまだに紙の書類にハンコを押し、紙の領収書をペタペタと貼って経費精算している企業が日本中にたくさんある。
なぜこうなってしまうのかというと、日本のビジネスパーソンが勤勉だからだ。
これまでのルールを過剰なくらいに真面目に守ってきて問題がなかったので、急に「こっちのほうがいいですよ」と言われても簡単にシフトできない。むしろ、新しいシステムを導入すると、みずほ銀行のATMのように大きなトラブルが発生することもあるので、「変わらない」ほうがリスクが少ない。
勤勉でマジメな組織人ほど「何かあったら誰が責任を取るのだ」なんて感じで、改革より現状維持を選びがちなのだ。
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総じて日本人は柔軟に物事を考えて変化するのが苦手であるという事です。
これだと変化の早い時代に取り残されるのは当然です。

昨日の記事とも関連しますが、
親世代よりは明らかに賃金が低下しており、
生活が困窮しているにも関わらず
副業などをして収入を増やすだったり、
都会の生活を捨て田舎で安く暮らすなど、
その現状に見合った変化をせず、
ひたすら現状の苦しい事を続けるというのが
日本人の勤勉さがマイナスに働いてしまっている例であるという事です。
*もちろん個人の話だけでなく、会社などもっと大きい社会全体においても言える事です

ただ裏を返せば、
これはちょっと違うのではないかと感じて、
個人レベルでも変化していけばその分チャンスは多いという事です。

というのも、周りは変化せず自分だけレベルアップ出来るので、
組織にいたとしても、個人でやるにしてもチャンスが広がるからです。

私自身も先日物販事業から撤退した理由として、
「金融×情報発信というこれから10年の最大のトレンドにどっぷり浸かって乗っていくため」
という理由を書かせて頂きました。

当然、決意したからといって何かがすぐに変わる訳ではなく、
短期的な収入だけを見たら物販も続けていた方がプラスであると思います。

が、変化するためには何か新しい事を取り入れたり、既存のものでも変えていく必要があり、
それに伴いこれまでやっていた事を辞めたり、縮小させたりして、
当該新しい取り組みなどに使う時間を増やす必要があります。

これまであった何かを捨てて新しいものを得るというのが
個人的には変化だと考えていますが、
短期的なマイナスや失敗を恐れてこの変化ではなく現状維持を選ぶと
実は現状維持も出来ずジリ貧になってしまうというのが実際のところで、
それが今の日本だという事です。

私自身公認会計士を辞めてビジネスで独立したり、
これまで長くやっていた物販事業を撤退して
「金融×情報発信」に特化する決断をしたりなど、
変化をする時には楽しみもありますが、不安もあります。

が、常に時代を感じて自分のやっている事を見つめ直し、
変化が必要であれば、迷わず変化していくという姿勢が最も結果を出せると確信しているので、
決めたからには後はやるだけです。

元々勤勉という性質を持っている日本人が、
時代に合わせてやる事を変化させて、
決断したらまた当該物事に対して
勤勉に頑張るという事が出来れば一番強いと考えており、
私自身は個人レベルでこういった事を考えていたので、
この記事にも強く共感した次第です。

なお、ビジネスや投資というのは常にリスクを伴いながら決断を繰り返す性質の物事なので、
個人レベルでこのビジネスや投資を頑張って利益を上げる事を考え続けている人というのは、
自然に変化もしていくため、これからの時代やはり一番強い属性の日本人であるなと改めて思いました。

P.S.
今月より有料ブログを再開しました。
https://fukushimatetsuya.fc2.net/blog-entry-44.html
*私の有料ブログというのは、月額11,000円で資産構築に寄与する教材を毎月1本動画(+講義資料)で配信するサービスとなります。
ゆえに、決済媒体の都合上「有料ブログ」としていますが、中身は有料教材となります。
それ以外にも最新のニュースなどを元に基礎知識や私の見解を踏まえた情報を随時有料ブログ記事としてシェアさせて頂いています。

これまでに更新させて頂いている今月の内容は以下の通りとなります。
●8月講義内容*PDF48ページ、動画講義4時間3分
<仮想通貨を使った最新の投資術>
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*それぞれリスクもあり、投資なのでリターンを保証するものでもありませんが、
そのカラクリやリスク、稼ぎ方などを総合的に解説させて頂くので初心者の方でも仮想通貨の最先端の知見を得る事が出来るかと思います。
*上記以外にも仮想通貨の基本的な知識などもお話させて頂いてます。

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2021/8/5現在の最新の収益額及び利回り〜その2〜

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