こんにちは、元公認会計士の福島哲也です。
前回の記事で
「リスク資産への投資をしつつ安定収入を伸ばす」という話をさせて頂きました。
本日も似たような話ですが
「堅実性を維持して一発逆転も狙う」というテーマで記事を書かせて頂きます。
資産を構築する時に、
毎月３万円貯金といったように足し算で増やすのか、
株式投資で複利などを使って掛け算的に増やすのかという議論がしばしばされますが、
個人的にはこの両者を融合させる事がよいと考えています。
例えば、前回の記事でも例として挙げましたが
ビットコイン価格は現在400万円前後ですが、
このビットコイン価格の理論値は１億円であるという考え方があります。
＊S2Fモデルによる予測値
この時に例えば1btc購入すれば、
資産１億円をビットコインというリスク資産を通じて達成する事が可能です。
ただ、上記予測においても１億円になるのは2025年とか2028年とか言われています。
この予測が当たるかどうかは別にして、
ここでのポイントは例え実現するにしても早くて数年かかるという事です。
ゆえに、この数年間宝くじのように神頼みをしてただ待つというのではなく、
毎年100万円貯金するなど堅実な資産増加も同時に図る事が重要だと考えます。
そうする事により、
上記例で言えば４年で400万円貯まる事になり
2025年に例えビットコイン価格が１億円にならず半分の200万円になってしまっていても
全体の資産としては600万円と増えている事になります。
もちろん、この場合ビットコインに投資をしていなければ全体の資産は800万円であり
600万円より多い事になりますが、800万円と600万円だと人生が劇的に変わるというレベルではないと思います。
しかし、ビットコインが１億円まで行けば多くの人にとっては人生変わるレベルだと思います。
すなわち、人生の一発逆転を常に狙いながら、
そうならない場合でも少しずつでも資産は増加しているという状態にしておく事がよいと個人的には考えています。
こうする事により、資産構築にメリハリが出来良い精神状態を保ちながら長期投資も出来ると考える次第です。