蛙の子は蛙
日本のことわざで「蛙の子は蛙」というものがあります。
つまり、
政治家の子どもは政治家になりやすかったり、医者の子どもは医者になりやすかったり、
歌舞伎役者の息子は歌舞伎役者になりやすかったりという事を表しています。
ただ、これを
もっと広義に解釈すると「親」というところは、「環境」と言い換えられると思っています。
例えば、政治家を例にすれば、天賦の才として、政治家の気質を親から譲りうけるという事はあると思いますが、
政治家の子どもであれば、親や親の知人を含めた周りに政治家がたくさんおり、
政治家というものを一般家庭の人よりはよりリアルに感じる事が出来ます。
そのため、意識しなくても、政治家の人の考え方に影響を受け、同じ道にいく下地が出来やすいとう事です。
先週の記事でも書きましたが、私は資産を構築すべきという教えを人生で受けた事がなく、
概念は当然知っていましたが、それをどうやればいいかという事も分かりませんでした。
きっかけは、自分自身でビジネスを始めたりして、情報を集める内に、知識がついたり、
そういう資産を築いてる方と接する機会も増えた事です。
それにより、意識と行動がどんどんそっちにシフトしていったように思います。
ゆえに、自分自身が生まれ持った天賦の才にも増して、その人を取り巻く環境が一番重要だと思っています。
私もそうでした、サラリーマンの世界しか知らないと、自分でビジネスやトレードをして月収100万以上稼ぎ、
自由な時間も満喫しているという世界を想像出来ないと思います。
しかし、実際にそういうように生活している人を身近に感じると、意識も行動もどんどんシフトしていき、
自然とそっちに近づいていきます。
その証拠として、現在福島ゼミに参加している方は、業種は違えど元々は皆サラリーマンをしていましたが、
稼ぎが増えるに連れ、1人辞め、また1人辞めというような感じで、今年ついに最後の1人の方も会社を辞め、
参加者全員が独立しました。
サラリーマンをしていると、自分の身近な人でビジネスやトレードをして
生計を立てている人というのはあまりいないと思いますが、
私のゼミでは100%そうなったというわけです。
この事からも、天賦の才にも増して、人間の生き方というのは環境に影響さるものだと思いました。
12/1(木)から募集させて頂く、福島ファイナンシャルビジネススクールですが、
そのレターには、これまで福島ゼミを受けて頂いた方からの感想も掲載させて頂いており、
それを読ませて頂きながら、改めて今日の記事に書いたような事を感じました。
現状を変化させたいと思っても毎年、毎年、実際は変化がない生活を送っている人がほとんどだと思います。
今までの習慣や考え方を変化させるのは誰でも大変ですが、
これを実際に変化させるには、新たな環境に飛び込むという事が一番です。
さらに、お金の心配をせず、自由な時間を満喫するという事を考えた時に、
資産を構築して、それを運用するというのがどう考えてもゴールです。
そこを目標(軸)に来年の「福島ファイナンシャルビジネススクール」は環境作りしていきます。
すなわち、現在は月収数百万円稼ぎ、独立したという人たちが集まる環境ですが、
この環境を、皆が資産を築いてそれを運用し、将来的にはリバランス(資産の組み替え)や
アセットアローケーション(資産配分)の話をその時の世界の情勢に鑑みて話すような集団にしたいと考えています。