目指さないとそうはなれない
私は学生時代はサッカーをずっとやっていたのですが、
中学の時に市の選抜チームに選ばれて、 その時のコーチに言われた事が今も頭に鮮明に残っています。
それは、最初に選手全員が集まった時に、いきなり皆の前で「 この中でプロを目指している奴はいるか?」 という事を問いかけてきた事です。
当時はJリーグが始まったばかりで、 中学1年という夢も希望も満載で、 選抜チームにも選ばれるメンバー達だったので、 皆目指していたと思います。
私自身も当然意識はしていましたが、 明確に言葉に出して問われた事などなく、 ふわっと頭にあった程度でした。
続けてそのコーチが言ったのは、「 全員がプロになれる訳ではないが、 どんなに上手くてもプロを目指していない奴はプロにはなれない」 という言葉でした。
当たり前の事ですが、これを聞いた時に、 私の中で明確にプロを目指すという意識付けがされました。
日々の練習を一生懸命にやるのはもちろんの事、 プロになるレベルというのはどういうレベルだろうか、
中学のあとは高校にいく訳ですが、 プロになるためにはどこの高校にいくべきなのか、 今の自分には何が足りないのかなど思考が完全にプロサッカー選手 にになるにはという思考になりました。
結果、プロサッカー選手にはなれなかったのですが、 当時のコーチに言われた「目指していないものにはなれない」 という言葉は、 その後の私の人生に大きな影響をもたらしています。
志望大学に行く、公認会計士になる、独立して経済的、 時間的自由を手に入れるなど、私が目指したからこそ、 そうなった訳で、目指していなかったら、 当たり前ですがそうはなってはいない訳です。
ゆえに、常に目指すものを意識して日々努力します。
今は資産構築です。
この旗のもと投資の勉強/実践を繰り返します。
富豪になれるかなれないかは別にして目指していないと確実になれ ないので、
目指す事がまずのスタートという訳です。
今までの人生を考えても大学入りたての頃や就職して副業開始前な ど目指すものがない時期というのは私の人生の中でも数年あったの ですが、 この時期は飲み会などの瞬間的な楽しさはあれどやはりつまらなか ったです。
苦しくても目指すものがある時の方が私は成長を感じられ楽しく感 じます。
「目指したから必ずなれる訳ではないが、 目指さないとそうはなれない」この言葉は私の中では金言です。