法則とフェーズ分け

本日は「法則とフェーズ分け」というテーマで話したいと思います。 私は、熱中するととことんやるという性格があります。 が、それと同時にやる事もコロコロ変わったりします。 公認会計士の受験勉強に熱中し、資格をとって働くと、 自分の理想と違い辞めます。 さらに、ビジネスを始めても、ヤフオク転売で中々稼げず、 PPCアフィリエイトにいったり、PPCアフィリエイトで稼ぎが安定しないと、 アマゾン転売にいったり、 さらには、最初はアマゾン欧米転売でしたが、 中国転売もやったり、国内転売もやったり、 さらに、リピート通販をやったり、国内株式投資をやったり、 海外FXをやったりなどです。 その都度、全力を注ぎ結果も出しているつもりです。 が、1点集中してそれをとことん伸ばすという考え方もあると思いますが、 私の場合は結果が出ているにも関わらず、やる事がコロコロ変わります。 今まで、これは私が飽きっぽい性格で、1つのところに留まっていられない性格から来ているのだと思いました。 もちろん、それもあると思いますが、最近別の理由が大きく影響しているような気がしています。 それは、昨年からやっているトレードを通じて気付いた事です。 トレードについては「コツコツドカン」というフレーズに代表されるように、 一時勝てていたけど、ある時大負けしてしまう人がいます。 知識などはやればやるほど付いているはずなのに、以前は勝てていたけど、勝てなくなり、 コツコツドカンなどをやってしまうのです。 私の場合はどうかというと、半年ぐらいは中々勝てなかったのですが、 ある時からほぼ負けなくなりました。 1取引単位ベースでは損切りが続く事もあり、マイナスになる事も当然ありますが、 月単位で負けなくなり、最近では日単位でもほぼ負けなくなりました。 で、何で負けなくなったかを自己分析すると、 法則の発見とフェーズ分けを常に適切に出来るからだと思いました。 コツコツドカンをやってしまうのは、ある法則を妄信してしまうからです。 例えば長らく上昇が続いて、押し目で買う事でどんどん利益が伸びていても、いつかはトレンドが変わり下落転換します。 このときに、常に上昇するという事だけを妄信していては、下落トレンドに変わったときに、それに気付かず損を大きくしてしまいます。 つまり、上昇から下落にフェーズが変わっているのです。 稼げる法則に則ってトレードするというのはもちろんの事、その法則が機能しなくなったつまりはフェーズが変わった事にもいち早く気付き今度はそれに合わせた法則でトレード出来るとほぼ負けません。 そして、私の変遷も正にそんな気がしていて、稼げる法則を見つけてある分野に注力し、そこでのアッパーが見えるとフェーズを変えて、歩みをよりスムーズにして負けない戦い方をしていると考える事も出来るなと最近思いました。 私は常に「絶対はない」と考えるタイプで、今稼げているものがこの先もずっと稼げるとは限らないと常にリスクを意識しています。 飽きっぽいという性格だけでなく、こういった常にリスクを意識して「絶対はない」と一つの事をも妄信しないからこそ、やる事もその時々で変わっている気がします。 そのため、稼ぎが伸びている内は、そのやり方でそれをどんどん伸ばすべきですが、 成長が鈍化してきたら、フェーズが実は変わっており、そのやり方が通用しないフェーズになっている事があるので、 自分の手法ばかりに気をとられるのではなく、市場環境などマクロ視点で一度考えてみる事をお勧めします。

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