株式投資で一番大切な事
「株式投資」という言葉だけで怖いと感じてしまう人もいると思いますが、
経済的に圧倒的に成功しているのは、皆投資家で、
圧倒的でなくても、億超えの資産を普通のサラリーマンをやりながら築くというのも投資をやっていないとほぼ不可能です。
そのため、何となく「怖い」というイメージで投資を資産運用の選択肢として外すのはもったいないと考えます。
ここで、「投資」において、「怖い」とイメージする原因としては、投資で資金をなくしたりしたという事を話として聞いた事があるからという事が多いと思います。
しかし、株式投資で資金をなくする原因は主に二つで、まず一つが信用取引といって自己資本以上に投資をして、かつ適切な損切りが出来ない事です。
もう一つは、投資先の企業が倒産して、株式が紙くずになってしまうというこの2点だけです。
まず、一つ目については、自己資本以上の投資をしなければ防げるので、100万円の自己資本の人は、100万円までの投資であれば、これによる資金消失といった事態を防ぐ事が可能です。
逆に、100万円の自己資本の人が信用取引を使い300万円の投資をすると、価格が1/3になった時点で損失が100万円になりゲームオーバーです。
次に、投資先の企業が倒産して、株式が紙くずになってしまうというリスクですが、上場企業が約4000社ある中で、100年に1度と言われた経済危機のリーマンショック時(2008年)ですら倒産した上場企業というのは45件と全体の1%程度です。
*ちなみに、昨年2016年は0件です。
ゆえに、1点買いせず、分散投資をすれば、このリスクを限りなくゼロに抑えられます。
なお、この分散投資というのは、投資先企業の分散と共に買う時期の分散も図れると尚良いです。
というのも、現時点での最高値で買い、そこから暴落してしまうと、潰れない企業であっても、再びその値段に戻るまで時間がかかるからです。
よって、投資は「現物で分散投資」これが出来れば、資金がなくなるなんて事はなくほぼなく、むしろ将来的にしっかりとしたリターンをもたらしてくれます。
これを基軸により伸びる企業はどこなのか、仕込むのに最適な時期はいつなのかというのを試行錯誤していくとよりパフォーマンスが上がるという訳です。