投資の真髄は資金を増やす事ではなく、減らさない事である
またまた前回の配信から10日程経ってしまいました。
最近の私は何をやっているかというと、朝から晩まで投資一色です。
FXは既に日課で、ビットコインアービトラージは自動、長期保有の株、仮想通貨はやる事なしなので、この辺までは特段大きく時間を取られる事はありません。
では、何に一番時間をかけているかというと、投資の基本戦略の策定です。
「投資」と一言に言ってもその分野やスタイルは無限にあります。
株式投資1つをとっても、日本だけで数千の銘柄があり、世界中を見渡せば数万あります。
分野を変えて不動産などを考えれば、それこそ数え切れないほどの投資対象があるわけです。
機械でもないので、この全てを検証していたら、何も稼げず一生終わります。
ゆえに、何に取り組むか、さらにはどういうスタイルで取り組むのかなどの基本戦略が非常に重要だと考えています。
投資の真髄は資金を増やす事ではなく、減らさない事であるというのは、
投資を勉強した事がある人であれば、どこかで見た事のある表現だと思いますが、
私が投資を進めていく中で、この基礎的な言葉が最も重い言葉だと考えています。
資金を増やす事と減らさない事というのは、
一見、一緒の事を言っているようですが、このスタンスの違いを真に理解出来るかどうかで、
投資のパフォーマンスは大きく変わると個人的には思っています。
例えば、株式投資1つをとっても、現物取引とレバレッジを利かせた信用取引というものがあります。
この2つの中で、資金を増やす事を考えるのであれば、レバレッジを利かせた信用取引の方がよいと考えます。
しかし、資金を減らさない事を考えると、現物取引の方が損の幅が少なくてすみ、利益化するまで待つという戦略が取れるので、よいと考える事が出来ます。
このように、資金を増やす事と減らさない事というのは、
一見、一緒の事を言っているようですが、具体的な投資を考えると、そのスタンスの違いは明確だと思います。
私自身、FXに関しては思いっきりレバレッジを利かせていますが、エントリーから決済までの時間を短くしたり、知識と経験により相当程度有利だと考えるところでしか、エントリーしない事、さらには、想定外に動いたら素早く損切る事などリスク管理を徹底しています。
レバレッジは上手く使えば、利益が加速度的に増えるので、絶対的に「悪」という訳ではなく、ここで言いたいのでは、資金を減らさないような統制をレバレッジ取引の中でも利かせられるかという事です。
無限にある投資対象物の中で、自分にとって優良な投資対象物を発見するためには、投資の基本戦略が重要であり、その戦略の根本には、資金を減らさない事という軸を置く事が重要であると考えます。
ついつい、どの銘柄に投資をしたらよいかという枝葉に意識が行きがちですが、軸がブレたら、投資がブレるので、まずは徹底して軸を作る事が大切であると考える次第です。