形式知と暗黙知

お正月に販売させて頂いたスリーステップトレードですが、 先日、早速以下のように結果報告を頂きました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●●ですが、 本日前場で決済し利益を得ることが出来ました。 ありがとうございました。約定の音が聞こえて確認した時には感動しました。 スリーステップトレードを購入させていただき、本当に感謝しております。 心よりお礼申し上げます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 昨日トレードで勝つための2要件という事でお話させて頂きましたが、 (*昨日の記事はこちら) http://tax-complete.jp/foundation/1565/ その前提となるものがもう一つありました。 それは、暗黙知を付けるです。   暗黙知とは形式知の対義語として用いられ、それぞれ意味は以下の通りとなります。 形式知とは「文法にのっとった文章,数学的表現,技術仕様,マニュアル等に見られる形式言語によって表すことができる知識である.この種の知識は,形式化が可能で容易に伝達できる」 暗黙知とは「人間一人ひとりの体験に根ざす個人的に知識であり,信念,ものの見方,価値システムといった無形の要素を含んでいる」 つまりは、形式知というのは、ある程度の理解力があれば誰でも理解出来る事象の知識を指します。 一方、暗黙知とは形式知を前提とした感覚のようなものです。   スポーツなどをイメージすると、分かりやすいですが、サッカーなどでボールをまっすぐ蹴るという時に、 教科書ではその蹴り方が理論的に説明されています。 しかし、初めてやる人と、経験者とでは、まっすぐ蹴れる確率に違いがあるのはイメージ出来ると思います。 これは、頭で理解する事には限界があり、それを実行するためには感覚が必要だという事です。 稼ぐ事も全く一緒で、 上記の感想を頂いた方のように、教わった事をすぐに実際に自分のお金を使って、やってみるという行為をした人は、 単純に傍観していた人よりも形式知のレベルは一緒でも、暗黙知のレベルでは確実に上にいっています。 トレードでは、損切りになる事もあれば、利益決済出来るときでも想定内の含み損などには耐える必要があります。 これを形式知で分かっていたとしても、リアルに自分のお金でやった時のドキドキ感や不安感などの精神的なものは、 やった人にしか分かりません。 これが暗黙知です。 頭で分かっているのに、出来ない人はこの暗黙知のレベルが低い事が多いです。 経験値とも言い換える事が出来るかもしれませんが、 この形式知では伝える事が出来ない暗黙知は自分で実際にやって付けていくしかありません。   100万円稼げる方法を教えたとして、100万円稼げる人と、稼げない人の差は、形式知を理解する理解力の差も 最初はあると思いますが、最終的にはほとんどこの暗黙知の差です。   どんな、優れた手法や教えを受けても、それで結果を出す為には、 最終的には、自分でこの暗黙知を付けていく必要があるという事を理解しておくとよいと思います。   稼げる人というのは、当たり前ですがどんどんやっています。 ビジネスであればどんどんリサーチしてどんどん仕入れます。 トレードとかでも何回も取引したり、ロットを増やしてみたり、どんどんチャレンジします。 そうする事により、暗黙知(感覚)を付け、自分に足りない形式知も分かったりします。 もちろんそれにより失敗する事も最初はあるかもしれませんが、 暗黙知は自分で付けるしか方法がなく、その知がなければ成功もありません。 よって、私の感覚としては迷っているのであればどんどんやった方がよいと常に思っています。 それによって、失敗する可能性があったとしても、経験しないよりは経験した方が、 次にそれを生かし成功できる可能性が高まると思っています。 知らない事が一番成功には遠く、何でもやってみて知ってみる事がスタートだったりすると考えます。   では、本日は以上です。 また明日メールします!

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