人は生かされている

今日はちょっとビジネスや投資の話ではなく、「生きる」という事を改めて考えてみたので興味のある方だけお読み下さい。 というのも、 先週から祖父の体調がすぐれず入院しているという連絡を受け、先週末急遽鳥取の祖父の元へ行ってきました。 結局私が着いた時には意識がなく、昨日などもずっと病院にいたのですが、意識は戻りませんでした。 ただ、脈や血圧、呼吸などの数値は安定しており、静かに眠っているという感じです。 もう年が89歳で、来年4月で90なので十分平均寿命は超えており、いつ何があってもおかしくはない年ですが、 いざ昏睡状態のような感じなると、終始緊張状態という感じで病室にいました。 仕事もあるので、今日からは静岡に戻ってきたのですが、改めて人の生命というのを見つめ直す機会となりました。 医学が色々発達していますが、寿命は結局誰にも分からず、個々人によっても生命力が違うので、心臓が自分の意思で動かない時点で人は生かされていると捉える方が自然だと思っています。 私の祖父は、肉が好きな偏食で、時代もあると思いますが、タバコ、お酒は大好きです。 そのため、過去に胃がんや肺がん、大腸がんなど男性の死因3つ全て経験していますが、医者からは奇跡といわれるような感じで全てから生還しています。 それもあり、人は生かされるているのだと考えています。 そのため、与えられた時間を精一杯生きる事が月並みですが大切だなと考えます。 私はまだ30代なので、40代以降のリアルな悩みが実感としては分かりませんが、恐らく人は何かに常に悩む生き物だと考えています。 例えば、10代の頃は学校の人間関係や容姿などを過度に意識する年頃で悩みの中心だと思います。 20代は10代の頃のように夢を追うばかりではなく、就職だったり、生き方を模索するなど夢と現実の間での悩みが中心だと思います。 30代は、結婚しているかいないか、子供がいるかいないかなどで生活環境は変わり悩みも変わりますが共通なのものとしてはお金や資産構築をどうするかという悩みがあると思います。 そして、年を重ねるほど健康での悩みや身近な人の生死などの悩みの割合が増えたりすると思います。 が、逆に自分の容姿を10代の頃のように悩んだりする人は少なくなっていくと思います(割合は低くなると思います)。 というように、人は常に悩んでいるものの今悩んでいる事は年を重ねれば、大した事がない事に変わっていきやすいと考えています。 ゆえに、何事も精神的、身体的に異常が出るほど悩み過ぎる事はないという事です。 これは、祖父の生き方から学んだような気がします。 というのも、祖母は年がら年中愚痴などを言ったりしていますが(笑)、祖父からはそういった事は一切聞いた事がなく、病気を抱えていても、マイナスな発言だったり悩んでいるような言動を見聞きした事がありません。 よって、今よりさらに向上するためにはどうしたらいいかなどを私自身も常に考えていますが、結局こういう事で悩めている事自体生かされている証拠で幸せな事でもあるなと改めて感じました。

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