ブルーマンデー

今日がお盆明け初出勤という方も多かったのではないでしょうか。 通常より長い休みになると、休み明け中々会社に行く気分が上がらないという事も多いと思いますが、そういう日の月曜日をブルーマンデーというのだそうです。 私自身も先週は、親戚の初盆なども合間って鳥取に帰っており、トレードなども休んでおりました。 トレードをやっていると、サラリーマンの頃のように曜日感覚は出てくるので、久しぶりに「今日から仕事だ」という感覚の月曜日を過ごしています。 ブルーとまでは行きませんが、久しぶりの時は「よし、やるか」程度の気合いは多少必要です。 そういう時にスムーズに仕事に入るコツとして、あまり難しいことからやらないというルールを自分の中に設けています。 通常だと、午前中はどちらかというと、難易度が高かったり、面倒臭いがやらなければならない事など、労力を使う事をやる事が多いのですが、こういう久しぶりの時に、同じようなスケジュールでやってしまうと、脳も正常に回らないので、やる気が出ず乗って来ません。 こういう時には、PCのデスクトップ画面の整理をしたり、今週やるべき事を箇条書きにしたり、不要なメールを削除/解約したりと、軽く頭を働かせれば行える仕事周りの整理作業をやります。 そうする事で、やるべき事が明確になったり、作業場が片付くのやる気も出て来ます。 なお、サラリーマンの頃は、出社する事だけを目標にしたりもしていました。 つまり、気分が乗らない時は、やるべきハードルを著しく低くする事が、スムーズに通常の生活に戻れるコツだと思っています。 又、お盆に限らず、通常業務から全く離れ休むという行為も実は、成長には重要だと考えます。 というのも、このお盆に鳥取に帰り色々な親戚とも話す機会があったのですが、「株式投資」の話は、皆共通の興味の話題として上がり、色々な事を聞かれました。 その中で、感じたのは、部分的な知識はあれど、稼ぐために必要な基礎的な考え方をあまり知らないという事です。 例えば、Aという銘柄があり、これが上がるか下がるかというような事を聞かれたりしますが、これ自体が投資をあまり理解していない質問になります。 というのも、投資の軸は人それぞれで、投資した根拠が何かが分からなければ合理的な回答は出来ません。 株であれば、テクニカル投資か、ファンダメンタルズ投資かによっても違いますし、短期売買なのか、長期売買なのかによっても違います。 さらには、1円でも上がればよいのであれば、ほぼどの銘柄でも100%の可能性で上がると言えますが、2倍になるかと言われればほとんどの銘柄で厳しいという回答になります。 というように、前提条件がないと、中々答えるのが難しかったりします。 そして、当該前提条件を並べるにはある程度の総合的な知識が必要になります。 これがないので、目の前の損益に一喜一憂しているかなりリスキーな事をやっているなという印象を持ちました。 なので、そういう初心者に向けた正しい考え方を記した教科書的なものを作ろうかなと思いました。 一人でやっていると、今ある知識を前提にさらにそれを上澄みする事ばかりを考えがちですが、色々な人の意見を聞く事により、そもそもどういうコンテンツが求められているのかという事が見えてきたりします。 普段日常的な業務で忙殺されていたりすると、中々こういう初心に却る事が少ないですが、日常的な業務から離れる事で、真っさらな状態で物事を捉える事が出来て、やるべき事が明確になったりもします。 ゆえに、仕事で行き詰まった時は一度そこから離れてみる事も大切ですし、そういった休み明けのブルマンデーのような時は日々作業をこなしていた時に比べ気持ちが乗らなかったりする時もありますが、そういう時は軽くこなせる作業からこなしていくなど、作業のやり方を工夫する事で、スーッと仕事に入っていけたりするので、「メリハリ」というのは仕事をやっていく上でやはり非常に重要だなと改めて感じました。

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