トレードはPCでやらなければダメなのか?

今週末は三連休で、家族で旅行をしているというような話もチラホラ私の周りでも聞きましたが、私はこの三連休は東京、静岡、東京と移動をしながら対面コンサルをずっとしていました。 普段は講義やシナリオ配信など動画でこちらかが一方的に話す事も多いのですが、たまに会って悩みなどを直に聞くと、どういうとこで悩んでいるのかがより分かりいいなと思いました。 結論からいうと、何年もやっている人についても基礎的な事をもっとくどくど言った方がよいのだなと感じました。 例えば、自分が保有しているロット(取引量)について後何pips動いたらどれぐらい損をする又は利益になるというのは瞬時に計算出来なければならないのですが、この辺の計算が曖昧で、即答出来る人が少なく、私としてはかなり意外でした。 この辺は、テクニカル的な所ではないので、考え方として難しくなく、さらには日々やっていれば嫌でも瞬時に判断出来るようになるところだと思っていたのですが、 意外にこういった計算が出来ていない人が多いです。 物販などのビジネスもそうですが、数値を精緻に扱えない人は、下手な人が多いです。 物販であれば、いくら仕入れたとか、売上はいくらかとか、利益はいくらかというのは分かるけれど、在庫がいくらかとか、未決済の買掛金はいくらかなどの資金繰りの方には頭がいっていないなど、黒字倒産の典型的なパターンです。 ゆえに、今年からコンサル生にはトレード日誌というものを付けてもらっています。 これは、私のコンサルを受けていなくてもトレードをしている方にはお勧めです。 というのも、エクセルシートなどで取引履歴を毎日付けるだけでも、何ロットで何pips動いたらいくらの利益になるなど、毎日計算する事になるので、数値を扱う事に慣れるからです。 又、目標利益を達成するためには、毎日いくら稼ぐ必要があり、自分が許容出来る損失額を設定し、勝率がどの程度であれば当該目標に達成するかなども、考えやすくなるからです。 この辺を頭で出来る人は別に付ける必要はないですが、勝てていない人はこの辺の数値計算が弱い傾向にあるので、面倒でも毎日付けた方がよいです。 全ては数値に基づく期待値などの理論で行うのがFXだと考えているので、鉄板のエントリーポイントを何か1つでも発見出来れば勝てるという訳ではありません。 常に数値で確率を考え、確率が高ければ大きめのロットで攻めるなど、数値に基づく確率論で戦うのがFXです。 ゆえに、自分が預け入れている元本でいくらの取引まで出来るのかや、今のロットでどれぐらい相場が動いたら強制ロスカットになるのか、もしくは自分が設定した損切りラインにかかるのかは瞬時に計算出来なければダメです。 なお、トレード日誌も、付ける事それ自体が目的になってはダメで、あくまで自分のトレードを向上させるのが目的なので、日々課題を抽出して、それを解決するにはどうしたらよいのかという事を考えていきましょう。 P.S. 意外だったもう一つ印象的な事として、私がPCの前でずっとトレードをしていると思っている人がいた事です。 具体的には、起きている8割ぐらいはPCの前でトレードをしているといったようなイメージです。 そんな訳はありません(笑) 朝はカフェに行ったり、昼はランチ行ったり、ジム行ったり、夜は飲みに行ったりもしますし、TVだって普通に見ます。 PCの前で10時間以上も座ってトレードなんて現実的ではないです。 秒単位でエントリー決済をするようなスキャルピングをやるような時は数時間PCの前に張り付くという事もありますが、 私のトレード時間の多くはスマホです。 24時間FX市場はオープンしているので、その全てをPCで張り付いて監視など無理です。 普通の人がネットニュースを見たりLINEを見たりするような感じでスマホで相場を見てトレードをしているという具合です。 というのも、エントリーも、決済もトレードは待つのが仕事のようなところがあるので、PCの前に座っていても、特段する事はないからです。 ゆえに、普通に日常生活を送りながら、携帯でポチポチやっている事の方が時間としては長いです。 よって、どれぐらいトレードをしていますか?という質問は答えが難しいです。 PCに張り付いている時間という事だったら1~2時間程度という事になりますが、 スマホで監視という意味では起きている時は1時間に1回ぐらい見ます。 又、ポジションを持っている時間とすれば、週をまたぐ事もあるので、ほぼ常に何かしらの玉を持っているとも言えます。 全ては自分の生活スタイルに合わせてトレードスタイルも確立させればよいと思いますが、投資はずっとやっていくものだと思うので、一時的に無理して頑張るというのではなく、無理なく続けられるペースを自分で確立するというのもFXで稼ぐ事においては重要だと考える次第です。

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