なぜ勇者は弱いのか
今日は成功者に必要な要素について考察したいと思います。
題して「なぜ勇者は弱いのか」です。
ドラゴンクエストなどのロールプレイングゲームをやった事がある人は分かると思いますが、
ロールプレイングゲームでの主人公は通常「勇者」と呼ばれる人物です。
ゲームによって多少登場人物やストーリーは違うと思いますが、
大凡この勇者が魔法使いや僧侶、商人、武道家などを仲間に従え魔物を倒しにいくというようなストーリーです。
もちろん、勇者が主人公なので、経験を積む事に強くなっていき、最終的なラスボスを倒すのもこの勇者となるわけです。
しかし、ここで注目すべきは、最終的には一番強くなる勇者ですが、一番最初は一番弱く、魔法使いのような能力もなく、商人のように旅に必要なお金を持っているわけでもありません。
すなわち、総合的な力としてはメンバーの中ではダントツに最下位なわけです。
ゲームの中だと決められている事であるため、あまり気にもとめないかもしれませんが、
この能力の低い勇者に魔法が使えたりする魔法使いや、お金を持っている商人、元々力が強い武闘家などがなぜ仲間となってくれるか考えた事はありますでしょうか?
ここに成功者と非成功者の違いがあります。
それは、魔物を倒しにいく「勇気」を持っているかどうかです。
どんなに能力があっても魔物を倒しにいく勇気がなければ、魔物を倒すという目標には永久に辿り着けません。
一方、どんなに弱くても魔物を倒しにいく勇気があり、行動に移せれば倒せる可能性は出てきます。
普通の人はこの一歩を皆踏み出せないので、踏み出せる人は勇者となり、共感する仲間が集まり、最終的に魔物を倒すという目標に辿り着けるのです。
人生においても全く同じ事が言え、頭ではどう考えても今のライフスタイルや働き方に満足出来ていなくても、勇気が出ないがために、不遇だと感じる環境下で生涯過ごす人が多いのです。
逆にちょっとぐらい能力がなくても勇気を持って独立した人などは、勇者の如く、稼ぎをぐんぐん伸ばして自由な時間も満喫出来たりするようになります。
元々能力のある人はたくさんいますが、結局目標に辿り着けるのは勇気を持って行動した勇者だけです。
攻め込まれてもさらに1歩前に出ていけるような勇気を常に持って行動していきましょう。
そうすると、気持ちだけでなく勇者の如く自然と実力も付いていくと思います。