あなたはピラミッドを建てているか、それとも敷石を運んでいるか?
こんにちは、福島です(^^)
私もそうですが、
個人で輸入転売などのビジネスを
している人の多くは、
ある程度稼げるようになって、
生活していける基盤を作ってから
独立する事が多いです。
しかし、世間一般の
創業間もないベンチャー起業では、
売り上げがしっかり立つまでのあいだ
創業メンバーは半年間~1年間ものあいだほとんど休む暇もなく、
毎日朝から深夜まで、無給で働くという話がよくあります。
最年少でマザーズ上場、その後も最年少で東証一部に上場した
リブセンスの村上社長(1986年生まれ)も取材の中で
“創業当初から半年間は全員無給で仲間たちに働いて貰っていた” と言っています。
彼らがお金儲けのためだけに働いているなら、
おそらく半年も持たずに1週間そこそこで仕事を放棄してしまうはずです。
実際、創業間もないベンチャー企業が
外部からアルバイトや従業員を雇い始めると、
温度差を埋められない従業員はあっという間にいなくなってしまいます。
なぜ創業メンバーは過酷な労働状況の中にあって、
半年間~1年間ものあいだ見返りもなく
自分自身のすべてをそこに捧げることができるのでしょうか。
「それだけの期間を頑張ったら、そのあとに大きな報酬がついてくるから?」
もちろんそれもあるかもしれませんが、
それは大きな要因ではないと思います。
・「人は誰でも、偉大な仕事に貢献したいと考えるもの」
・「自分は何か特別なものを実際には創り上げようとしている」
というモチベーションが彼らを突き動かすのです。
アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏について、
自伝を執筆したウォルター・アイザックソンは取材の中で
彼の考え方を次のように紹介しています。
“ジョブズの荒っぽさや、ぶしつけさが、
人々を鼓舞していた事実を、大いに尊重すべきである。
彼はアップルの従業員に、「画期的な製品をつくる」といういつまでも変わらない情熱や、
「不可能に思えることでも成し遂げられる」という信念を植えつけた。
(中略) 開発チームのだれに聞いても
『苦労したが、そのかいはあった』と答えるでしょう。
実際、ほとんどのメンバーはそう言っている。
デビ・コールマンはこう振り返った。
「会議でジョブズは、
『馬鹿野郎、お前なんか何一つまともにできないだろう』
などと怒鳴りちらすのです。
それでも私は、
彼と一緒に仕事ができたなんて、
どう考えても世界一の幸せ者だ、と感じているのですよ」”
Appleの伝説的なThink differentキャンペーンの一説に、
Think differentな(ものごとをまるで違う目で見る)人たちを讃える言葉があります。
“彼らを無視することは誰もできない。
なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。
彼らは人間を前進させた。
彼らはクレージーと言われるが、私たちは天才だと思う。
自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが
本当に世界を変えているのだから”
どうせやるならこれくらいを目指して
「物事を変え、人間を前進させる」
そんな、自分なりのピラミッドを創る必要があるのかもしれませんね!