ストック情報とフロー情報どちらが欠けてもダメ

株でもFXでも稼ぐためには将来を予測する事が重要です。 そのためには、ストック情報(一時点の情報)とフロー情報(一定期間の情報)という2つをしっかり分けて把握する必要があると考えます。 例えば、株の長期投資などは企業が毎四半期事に公表する財務諸表を見て将来の企業の成長性を予測し投資をしたりする訳ですが、この財務諸表の中には、一定期間(四半期や1年間など)の経営成績を表した損益計算書というものと、一定時点の財政状態を表した貸借対照表というものがあります。 つまり、一定時時点において現金がいくらあり、利益剰余金はいくらあるかという情報だけでなく、当該状態に至った流れつまり一定期間どういう経営活動をしてきてそういう状態になっているのかという情報も把握して将来を予測します。 これは、FXのテクニカル投資においても全く同じだと思っており、現在の相場はある一時点の情報に過ぎず、そこまでの流れというものがあって、現在の相場になっています。 例えば、RSIという分析指標の水準が一緒でも、そこまでの流れは通常違います。 すなわち、ある一時点の状況が一緒でもそれまでの流れが異なれば将来予測も異なるという事です。 さらには、一定時点の状況についてもある時間軸でRSIの水準が一緒でも、他の時間軸では当該時点の状況は全く違うという事は普通です。 これによっても将来予測は変わります。 つまりは、株式投資だと企業が普通にストック情報とフロー情報を公開して投資家はそれを分析する事が当然になっていますが、 FXの場合には、そういった情報を誰かが与えてくれる訳ではなく、自分でストック情報とフロー情報を把握する必要があり、そこに難易度の高さがあります。 だからこそ、分かってしまえば優位性もあります。 ビジネスでも投資でも稼ぐためには如何に他より優位に物事を進めていくかが重要です。 その意味で、最初から情報が整っていて分かりやすいものほど、実は稼ぐのは難しかったりします。 例えば、上記の例で言うと株式の長期投資をする場合に貸借対照表と損益計算書を読み込んで分析してから投資をするというのは、当たり前でそれをしないと損になる事はあれど、したからといって他の人と比べて特段有利という事はありません。 他方、FXの場合ストック情報としての複数の時間軸の一時点の状態を把握し、それまでの流れもきっちり把握するというフロー情報についても抽象的な概念になり、何をどう見ればいいかという事が分かりづらいため一見難しいです。 ただ、だからこそやれる人が少なく差が付くと考えます。 株とFXを比べた時、株の方が市民権を得ており、FXはギャンブル的なイメージが一般的にはあると思います。 それはFXの方が情報が少なく分かっている人が少ない(理解している人が少ない)だけだと思っています。 むしろ、企業からの情報もくたくさん提供されている株の方がそこから差を付ける情報を自分で生み出す事の難易度が上がるため、実際は稼ぐ事が難しくなると思っています。 (だからこそこれができる人は鬼のように稼げるとも言えますが) 兎にも角にも、本日言いたかった事としては、何かで稼ぐためには他の人が気づいていない事に気づきそれを利用して判断をして他の人より有利に物事を進める事が重要という事です。 そして、FXにおいてはストック情報とフロー情報を適切に把握する事が当該優位性に繋がるという事です。 P.S. 昨日は久保くんはベンチ外でしたね。 次戦もベンチ外が濃厚という記事を見ましたが、 個人的にはコンディションが良ければすぐにでも中心選手になるのではと思っています。 そんなに甘くはないんですかね(?) 1ファンとして今の日本代表の中でどれだけ出来るのかが非常に楽しみです!

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