時給労働からの脱却が安泰に繋がる

「老後資金2000万円」という金融庁の報告書に記載された数値がここ最近は連日メディアで取り上げられていますが、 定年が65歳とか70歳までで、その後はそれまでに蓄えた資金と年金で暮らすという20世紀型のモデルで考えるとそういう試算にもなるのだと思いますが、 そもそもこの前提を考え直した方がよいと個人的には思います。 年金や政府の施策などはあくまでプラスアルファとして利用するぐらいで、なくても困らないようなプランを各自が立てる必要があります。 例えば、70歳定年というのは、70になると肉体労働がきつくなったり、判断能力が鈍るなどの身体的要因で働けなくなったり、企業も採用しなくなったりするのだと思いますが、 そうなったとしても稼ぐ術を備えておけばよいだけです 例えば、FXなんかは瞬時の判断能力が必要だと思われがちですが、時間軸を長くして考えればこの辺は調整可能です。 1分足とか5分足で短期的な売買を繰り返すスキャルピングのような作業は確かに歳を追うごとに不利になりやすいですが、例えば1時間足や4時間足、日足など長めの時間軸を基準に判断するようにすれば、そんなに秒単位の判断は求められません。 さらには、ロット管理をしっかりすれば多少ミスしてもリカバリーは全然可能です。 そして、FXは特に分足など短い時間軸の分析よりも4時間足や日足など長い時間軸の分析の方が重要なので、ここは経験値があり分析能力が高い人ほど有利であると考えます。 つまり、20代で経験のない人よりも、80歳で私が引いているサポレジのようなものを毎日正確に引く技術を持っている人の方が有利という事です。 職人の世界で高齢になって人間国宝と称されるような技術を持った人が表彰されたり注目されたりしますが、そういう職人的な技で勝負出来るように自分もしておくという事が、高齢になっても稼ぎ続けられる要素になると考えています。 なお、物販で外注を駆使して自動化するなど、自分がいなくても回る仕組みを作るという事も一つだと思います。 さらには、株式投資のようにそういう企業の株主になって値上がり益や配当を得るというのも年齢に関係なく稼いでいける方法の一つだと思います。 というように、年齢に関係なく稼いでいく方法というのはいくらでもあるので、自分が年齢を重ねるに連れそういう稼ぐ技術がどんどん高まっていくように日々鍛錬していく事が重要だと考えます。 そういった意味で、今は稼げるが将来稼げるか分からなかったり、身体的な要素が強く歳を重ねると稼ぎが落ちる可能性のあるものについては、早めに見切りを付けてそこで稼いだ元手を元に新たな分野に取り組んだり、自動化出来るような箇所は自動化するなどして歳を取っても稼いでいけるような仕組み作りをしておくなどの対策を今から講じておくという事も大切ですよね。 というように、貯める、節約するというだけでなく、高齢になっても死ぬまでお金が稼ぎ続けられる術や仕組みを作るという事がこれからの時代重要だと考える次第です。

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