昨日11時40分頃に新しい元号(令和)が発表されましたが、昨日は日経平均先物を中心に朝からその発表時刻まで株価が勢いよく上昇し、その後下落に転じるというような相場の動きで、月曜というのは通常薄商いであまり動かない事も多いのですが、相場というのは期待で上昇していくのだなと改めて思いました。
個人的にも午前中は相場を見ており上昇していくかなと思ってはいましたが、こういう普段ない材料でトレードするのは、私の投資スタンスには合わないので傍観していました。
投資では勝つ事より負けない事を考えてやる事が大事とよく言われたりしますが、私もその姿勢はずっと継続しており、普段と違うようなかたちでのトレードはあまりしません。
私が得意としているのは、上がっている相場を見て買いで入る順張りではなく、その上昇相場がどこで上げ止まるかを予測して、そのポイントに来たら売りで入る逆張りです。
*下落の場合は下降相場で買い
投資スタンスは色々あるので、唯一絶対の正解はない中で私がなぜそういったトレードスタイルを貫いてるかというと、自分に合っていて得意と感じたからです。
合っているというのは感覚的な用語ですが、株と違ってFXにおいては逆張りが有効であるという事を私自身理論的に結論づけており、そういった理論的な事柄を含め私の中で確信出来ているという事です。
コンサル生には毎日どこで上げ止まる(もしくは下げ止まる)可能性が高いかというポイントを示した、シナリオというものを送っているのですが、誰が見てもそこで止まりやすいと思えるようなところに引く事もありますが、なぜそこに引いたのか分からないと質問されるようなところに引く事も多いです。
結果を見ると、私が引くサポレジ(相場が反転する目安のライン)は当たる事が多いのですが(これはコンサル生にしか分からず、一般向けにはこのシナリオは公開していないのでここで言っても空虚なだけですが、以下の文章との繋がり上書かせて頂きます)、
なぜ当たるかというと、好きで得意なやり方を毎日続けていたら自然と分かるようになってきたという感じです。
もちろん、言葉で根拠もある程度は説明出来、
過去似た場面を見た記憶があったり、こういう時はポジションを保有している人の心理は弱気になりやすいので、損切りされた後から買いで入る事が有効など、100%将来の事が分かる瞬間はないですが、90%ぐらいの確率で何となく分かるという感覚です。
相場は上げ下げの2通りなので、普通の人が50%の確率の所を、継続する事により90%ぐらいの確率に引き上げてきたといった具合です。
*ゆえに、60%の人だったり、70%の人が私のシナリオ配信を受けると分からないところがあるというの当然で、その差分だけコンサルの価値もあるという訳です。
又、私自身も90%の確率で分かるところがあるというだけで、どんな相場でも90%分かる訳ではなく、全く分からない(50%の確率)ところもあります。
ただ、やり続ける事により分かる場面は増えるのかなと思っています。
というように、何事もいきなり出来るようになるのではなく継続する事により段々と出来るようになり、さらには同じ事でも上達速度が早かったり結果が出るまで継続出来るというのは得意な事を選んでやっているからという事が要素としては大きいと考えます。
先日、日経新聞に65万円の資金を140億円にしたトレーダーの記事が載っていたのですが、そのトレーダーは毎日適時開示情報をチェックする事を欠かさないのだそうです。
適時開示情報というのは、毎日数十から時には数百出る事もありますが、それを財務諸表を含め全てチェックするというのはメチャクチャ大変です。
が、当該トレーダーにとってはそのやり方が好きで得意で自分に合っていたやり方だったのでそれを踏襲して資産を140億円にまで増やしたそうです。
*以下、インタビュー記事なので興味のある方はご覧ください(トレーダーの中では有名な人ですよね)。
http://tty1.jp/l/m/3GygVl5CUyyJUZ
スポーツ選手なんかを見ていてもそうですが、やはり一流の人はやる事を絞ってそれをとことん突き詰める事により結果を出している人が圧倒的に多く、地味でも続けるというのが凡人が非凡になる唯一の道なんだろうなとつくづく思います。
さらには、結果に繋がらない事を続けてもダメで、結果に直結する事を続けるという事も大切です。
私が毎日配信しているシナリオも一見地味ですが、逆張りの肝はどこで相場が反転するかを読む事が全てといっても過言ではないので、そこに絞って私自身研究していこうと最初から考えており、今となってはサービスとして提供出来るまでに精度が上がってきたという訳です。
もちろん、金額的に出してきた結果というのは上記記事に出ている五月さんとは圧倒的に違いますが、結果というのはやってきた歴とか、タイミングとか、時には運などの要素もあるので、そういったパラメーターが違うのに結果だけを比べる事はナンセンスで、こういう結果を出してきた人がやっている過程を知る事にこそ価値があると考えます。
その過程を知り、自分自身のやっている事に取り込む事により、自然と結果は付いてくると考える次第です。
そして、私自身最近思うのが、結果を出している人ほどやっている事はメチャクチャ基本的な理にかなった地味な事である事が多いという事です。
結果を見ると派手な人は多いですが、過程は地味これです。
P.S.
今日は昨日の株高に続き、BTCがいきなり急騰しましたね!
BTCに関しては日本だけではないですが、こういう新年度とか新元号とか新しい節目に人は投資熱が湧いてくるんですかね。