難しいインプットを正確にする私の方法

本日は「難しいインプットを正確にする施策」というテーマでお話したいと思います。 先日、インプットが9割という記事を書きましたが、インプットなしにはアウトプットは出来ないため、より難易度の高い知識や情報を正確にインプット(理解)する事が出来れば、他より優位に物事を進める事が出来収益が飛躍的に増大したり、今の作業の効率を劇的に改善する事にも繋がる場合もあるので、個人的にはこの難易度の高い知識を正確に理解するという作業は非常に重要だと考えています。 ここで、「難しい」という概念は相対的なものなので、あくまで自分にとって難しいという意味で捉えて下さい。 例えば、新しい分野に挑戦する時は基礎的な事柄でも難しく感じるでしょうし、経験のある分野でもさらに実力を伸ばそうと思うと今より高度な知識を習得する場面も多々あるかと思います(それまでの自己の考え方を否定しないといけない場面もあります)。 この時に私が意識する事は、まずはインプットする時間帯です。 以前、私の1日のざっくりとした仕事のスケジュールについてお話しましたが、その中でも触れたように、私の中では朝の時間帯が最も頭が冴え、作業が捗るゴールデンタイムです。 通常はここはアウトプット作業を持ってくるのですが、難しい知識をインプットするような時にはここに当該作業を持ってきます。 次に、習得するときの意識ですが、新しい知識ばかりで難しく量があるものであればあるほど、一気に全てを理解出来なくてもよいという意識でインプット作業を始めます。 具体的には、例えばインプットするものが200ページあるような教科書的なものだとすると、この量を一気に理解しようとはせず、最初はざっくりでもいいので一通り読みます。 このとき1回読んだだけでは理解出来ないような所も当然ありますが、迷わず進みます。 そして、その日は終わりです。 次の日も同じように1回読みます。 この時は初日に読んだ時と比べ理解している部分もあるのでスムーズに読む事が可能です。 ゆえに、より不明瞭な部分が認識しやすくなります。 何かこの部分難しくてよく分からないなとか、自分自身理解してない所だなというような箇所です。 当該教科書だけでは、理解出来ない用語なども含め、自分にとって不明瞭な部分をこの日はメモ用紙などに抜き出します。 3日目も、前の2日間と同様1回読みます。 そして、2日目にとったメモの中でやっぱりここは分かるなと思った所は消したり、新たに分からない箇所を発見した時はメモ書きを修正したりして、メモをアップデートします。 そして、4日目はメモを中心に分からない箇所をネットで調べたり、深く考えたりする事などにより出来るだけ解決します。 ポイントは「出来るだけ」という所で、100%全て解決しようとする必要はなく、どうしても分からない所などは放置でもよいです。 というのも、物凄く瑣末な事で時間を割いて解決する必要性に乏しいものだったり、実際にやってみないと分からない事もあるので、事前のインプット段階で理解するには難しい事もあるからです。 そのため、ここまで来るとほぼ理解出来ているという事になるので、当該インプットしたものをアウトプットしていきます。 このアウトプット作業がスムーズに上手く出来ればよいですが、出来ない場合はなぜ出来ないのか原因を究明し、1つ1つ解決していきます。 *インプットの足りない箇所があぶり出されそれを解決するというようなイメージです。 最後にアウトプットが上手く出来ればもう一度教科書を1回読み、抜けている部分がなかったか確認します。 これで終了です。 1日目、2日目というのはあくまで例であり、量が多いものだと最初の1回を読むのに2日かける事もありますし、新しい分野ではなく、既に経験のある分野であれば知っている事も多いので、いきなりメモ書きの問題抽出から始める場合もあります。 いずれにしても1発で完璧にしようとせず、習得状況に応じてインプットでも作業を変えていくというのが私の中でのコツです。 中々、新しい物事をインプットするのが苦手という場合には是非参考にしてみて下さい。 P.S. 先日、コンサル生からも以下のようなコメントを頂きました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 夜は逆に相場がそこまで動かなかったので、 今週配信されたシナリオ動画を復習したところ、 相場に対する理解度が一気に高まった感じがするので 来週の相場に活かしていきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー インプットってこういうもんですよね。 私も全く新しい事を学ぶ場合には5回ぐらい動画を見直したりします。 それぐらい、人は1度で理解出来る量は限られますし、さらには、1つの情報で理解できる事が必ずしも1つとは限らず、こういう場面でも使えるし、こういう場面でも使えるなと応用を利かせる事で1つの情報から2つも3つも得る事は可能です。 この情報を応用させるという力が実はインプットの差を生む大きな要素でもあるので、中々思うように結果が出ないという人は、今学んでいるコンテンツなりを聞き飽きたというぐらい何回も視聴してみる事をお勧めします。 2回目、3回目と聴くうちに新たな発見があるというのは、自分の中で情報を応用させられている証拠です。

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