3章 挑戦編 ~超難関、公認会計士試験合格までの道のり~

2003年、温かい春。 大学3回生進学を機に 大原簿記専門学校へ。 大学とのダブルスクールが始まります。 リズムとしては 朝⇒大原 、昼⇒学校 、夜⇒大原 そして、深夜⇒バイト ・・・のループ。 大変に聞こえるかもしれませんが やりたい事をやっているので、 全く苦痛だとは感じませんでした。 むしろ、無駄な焦りがない分 会計/税務の勉強がとても楽しかったのです。 その結果、 入門クラス内の成績は常に上位。 モチベーションも上手く維持できました。 自分でも、いい流れに乗れていると 実感しながらの生活でした。 しかし、試験本番。 現実は無情でした。 2年で合格すると決めて 努力したにも関わらず、ダメでした(涙) 同じように勉強した仲間が あっさり合格する中 努力してきた自分がダメだったときは、 相当、悔しかったですね。 ダブルスクールなので、 受験勉強一本の人達と比べて 勉強時間が少なかったのは否めないと思います しかし、 ダメな結果は変わりようがありません。 と、 この流れはどこかで・・・? そうです。 サッカーです(笑) 努力はしたけど 所詮は結果が全て。 努力してもダメな自分。 ここでまた、 同じ轍を踏んでいることに気がつきます。 今回ばかりは チームプレーだったなんて 言い訳ができません。 一体どこがダメだったのか・・・。 必死で反省を試みました。 私に足りないもの・・・。 それは、 「結果への戦略」でした。 結果へのこだわり 結果への戦略。 合格率が10%前後の会計士試験 しかも難関国立大学出身の浪人たちが 同じように毎日10時間以上勉強して挑む試験。 普通にやっても、 合格できないのは明らかでした。 単なる努力量だけで 報われる世界ではなかった。 合格という名の 「ゴール」へたどり着くためのストラテジー。 これを、頭の中で 強く思い描く必要がありました。 少し甘かった、と。 想いを改め、再チャレンジを決意しました。 そして、反省から導いた 具体的な「戦略」とは何だったか? それは、「真似」の能力です。 当時の私は、教わったことを理解してから すぐ自分流でやってしまう癖がありました。 しかし、 周りの頭がいい、できる人を観察してみると・・・。 私との違いが分かりました。 やり方が、違う・・・だと!? 同じ問題を解くにせよ 答えは同じなのに、私は一人 やけに時間がかかる様なことがありました。 ここにヒントがあるかもしれない!!と 結果を出している人のやり方を とにかく徹底的に真似てみようと思いました。 たとえ自分の解答方法に自信があっても、 まずは合格している人の意見をしっかり聞き、 その通りにやってみることにしたのです。 ネットビジネスでもよく言われる 守破離の「守」の部分ですね。 結果が欲しければ プロセスを真似てみる。 これが足りないことに気がつき、 真似ることを意識するようにしました。 そして毎日10時間以上の勉強。 その結果、2年後・・・ 正しい「戦略」と 適切な「努力」 自分を信じ、突き進む「行動力」 すべてが上手く合わさった結果、 2007年、 公認会計士の第二次試験に合格!! 自分の思いを貫ぬくことができました。 理解ある両親の支援 応援してくれていた友人・仲間 すべてに感謝でした。 私の両親は、いたって普通の サラリーマンと教師でしたが 考え方が柔軟で、私の意思を尊重してくれました。 下手に期限をつけたり、 財務的プレッシャーをかけずに 温かく見守ってくれました。 また、多くの気付きを与えてくれた仲間。 決して一人では達成できなかったと思います。 そして、「戦略」の大切さへの気付き。 テクニックのみに走らず 「戦略」と「マインド」をもてたこと。 4年の勉強は辛かったものの 財務的・精神的にも恵まれた環境で 安定して勉強できました。 至極普通なことですが これらが、私が合格できた 秘訣であったと思っています。 ここから、 私の華やかな逆転人生が始まる。 と、思っていたんですが・・・(笑) そう、上手くは出来てないんですね(^^;) 4章ではいよいよ人生の転機となる苦悩の社会人生活に突入します。 4章 人生戦略編 ~会社設立へ、得意なフィールドは創り出せ!!~

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