最短最速で物事を習得するコツ

昨日の「ビジネスをやるやらないの判断基準」という記事を書きましたが、 これに関連して、何かを始める時は小さく始めるという事も大切です。 例えば、私がよく複利の例で出す月利10%という数値ですが、 100万円の資金から始めて4年で1億円に到達するというぐらいの数値です。 これについて、計算上は初月から最終月まで均等に月利10%という パフォーマンスであると仮定していますが、 実際は始めたばかりの初心者と4年間やった経験者とでは全てにおいてレベルが違います。 ゆえに、最初は月利10%どころかマイナスになる可能性だって多分になります。 よって、これが致命的な損失になって初月から退場してしまっては、 折角稼げるようになるものでも、戦意が喪失してしまいます。 そうではなく、例えばFXに投じる事の出来る資金が100万円であっても、 最初は10万円から始めて見るなど、小さく始める事が重要です。 さらには、月利10%を目標にしていても初月は月利3%などでも落ち込まない事です。 最初は目標より低いパフォーマンスになるというのは、 上記の通りよく考えれば物事を習得する上で当たり前の結果だからです。 それを、最初からリスクを目一杯とって、ハイパフォーマンスを狙いにいくというのは、 短期的にマグレでよい結果になる事もあるかと思いますが、 中長期的には必ず右肩下がりの結果になります。 そうではなく、いくら大きな目標があっても、 最初は上手くいかない事があるのも当然なので、小さく始めるという事がポイントです。 ただし、行動スピードは早くです。 例えば、1~10までやる事があれば、 資金量などをコントロールすればリスクは限定されるので後はやるだけです。 結果が10%でも3%でもマイナスでもやらなければ何も進まないので、どんどんやる事です。 上記の通り失敗をしなければ学べない事もあったりするので、 そういう失敗を含めた経験を出来るだけ早く経験していくという事も 早期に上達する上では大切です。 失敗は誰もがしたくないものですが、 新しい事をやろうとする時は分からない事も多いので、 つまづく事も当然で、大事なのはそれを致命傷にしないという事です。 「小さく(リスク低く)始め、行動は早く」です。 これが、最短最速で物事を習得するコツだと考える次第です。