百聞は一験にしかず

「百聞は一見にしかず」ということわざがありますが、

ビジネスや投資などにおいては、「百聞は一験にしかず」という「見」を体験の「験」に置き換えてもよいと考えます。

というのも、知っている事は多いのに、稼ぎが付いてこないという場合こういった状態に陥っている事が多いからです。

聞いて分かる事というのは実際の体験に比べれば1/100とまではいいませんが、1/10ぐらいだと思います。

表面部分を理論で分かっても、普通は当該理論と実地の間には差があり、自分が理解している理論が正しく理解できていない事もあります。

それらは、やってみて初めて気づく事であり、だからこそやらないと分からない事の方が圧倒的に多く、さらにはやらないと結果も出ません。

投資においては、リスク管理、リスク管理と私は口酸っぱく言う方ですが、これにビビって何もしないよりは、ありえないリスクをとって失敗してしまった人の方が成功には近いと考えます。

一番よいのは、リスク管理の意味を正しく理解して、それに基づいて素早く実行に移す人ですが、何もやらないよりは多少分からないところがあってもやった方がよいという事です。

昨日の話とも通じますが、投資で言えば最大のリスクは証券会社に預け入れたお金がMAXです。

ゆえに、当該預け入れ金額を小さくすれば、その中でのリスク管理を多少間違えてもそれ以上の損失は追う事がないので、どんどんやってみるのがよいと考えます。

又、ビジネスも投資も時給で稼ぎが増える訳ではなく、通常は最初はゼロ円やあまり稼げない期間が長く続き、一定の臨界点を超えると加速度的に稼ぎが増えるというような成長曲線になります。

そのため、やる気がある内にこの結果が出ない期間を早く通り抜けないとどんどんモチベーションも下がりやすくなるので、思い立ったが吉日で、今日からやろうと思っている事はどんどんやった方がよいと考えます。

資産1億円を築いて、年収500万円を利息収入などで自動で得るといった生活を目標にした時、この状態は自由な時間も増え、金銭的な悩みからもある程度解放され理想だとします。

ただ、この状態になるためには、この状態になるに足る行動をそれまでにした結果に過ぎません。

よって、何かを聞いて知識を得るだけではこの状態には一緒ならず、それに基づいてどれだけ行動(アウトプット)出来たかです。

そして、1日に行える行動量というのは知れているので、毎日コツコツと続けて行動する事です。

シンプルですが、資産構築のためにはこれしかないので、少しずつでもアウトプットの量を日々増やしていきましょう。

では、本日は以上です。
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