アーリーリタイアとセミリタイアの違い
自由を謳歌したいのであれば、
私が一つの目標として絶対設定した方がよいと思っているのが経済的リタイアです。
ここまで稼げばもう一生お金のために働かなくてよい状態を作るという目標です。
通常リタイアというと、芸人の明石家さんまさんが少し前に60になったら引退すると
公言されていたように、60歳、65歳、70歳ぐらいの年齢を想定すると思います。
よって、私が目標として掲げた方がよいと思っているリタイアはずっとアーリーリタイアだと思っていました。
つまり、若くして働かなくてよい状態を作るという事です。
ただ、よくよく調べてみると私が目指したいのはアーリーリタイアではなく、
セミリタイアでした。
アーリーリタイアというのは、
若くして完全に仕事を辞めて引退生活を送るという状態で、
セミリタイアというのは、「セミ」が英語の「semi」から来ていて「半分」という意味です。
すなわち、経済的にはリタイアしたものの、趣味等の理由で仕事も少しはしているという状態です。
個人的に「仕事」というのは「自己実現の欲求」を満たす上ではこの上ない事象だと思っているので、
これが全くなくなったらつまらないだろうなと思うのと
仕事をしているからこそ、その考えや情熱に共感して出会う人たちもいて
そういうところで出会った人たちと過ごしているのは本当に楽しく人生そのものだとも思うからです。
よって、「アーリーリタイア」でも「セミリタイア」でも経済的自由を手に入れるという事には変わりはないですが、
その後の仕事との向き合い方によって多少使い分けがあり、私が描くリタイアは「セミリタイア」という事が判明しました。
このメルマガを書き始めた頃は「ノマドワーカー」という状態がよいと思っていましたが、
これは単なる働き方について時間、場所などに縛られないという事なので、
そこに経済的自由をのっけているセミリタイアというのが、より高次の状態だと思います。
又、セミリタイアというと、楽をしたいというようなイメージに捉えられがちですが、
私はむしろ逆で、普通の人が到達出来ない経済的レベルにいけたからこそ、
セミリタイアが出来る訳で、そこに向かってする努力というのは、
一般の人のそれの何倍もするわけです。
私自身こういう、人より努力して人より大きな結果を出すという道に非常に魅力を感じるタイプなので、
誰よりも努力する姿勢としてセミリタイアを一つの目標にした方がよいと思う次第です。