自由に使えるお金を増やしリタイアまでの年数を短くする方法

先日、「シンガポール人の資産構築の考え方」という記事を書かせて頂きました。 http://tty1.jp/l/m/eDowzbqNW9OaXa その中で、収入の9/10貯金出来れば、8年で72年分の生活費が捻出出来る事になり、20歳から働き始めたとして28歳でリタイアしても100歳までは働くことなしに生活が可能です。 というような事を書きました。 とは言っても例えば手取り収入が400万円でその1/10である40万円で年間生活するには日本では結構無理があると思います。 ゆえに、手取り収入が400万円の場合半分の200万円を貯金するというぐらいがギリだと思います。 収入の半分を貯金した場合には、40年で40年分の生活費が捻出出来る事になり、60歳でリタイアしても100歳までは働くことなしに生活が可能です。 ただ、この場合一生年間200万円(月額16.7万円)で暮らしていくという事になります。 独身一人暮らしで、一生自分の生活圏内だけで暮らすとかだったらよいと思いますが、 人生の選択肢はかなり狭まると個人的には考えます。 ゆえに、普通はもっと自由に使えるお金を増やしたいと思うはずです。 ただ、単純に使うお金を増やせば、貯金に回す部分が減り、リタイア年数は遠のきます。 このトレードオフ関係がこの計算の面白いところですが、この問題をクリアする術はお金の使い方にあります。 上記の例で手取り収入が400万円で半分の200万円を貯金出来ると書きましたが、これを貯金ではなく投資に使います。 投資といっても株を買ったり、保険に入ったりという具体的な商品を買うだけでなく、更なる収入を得るための自己への投資も含みます。 個人的には、ここに最初は使うべきだと考えます。 例えば、私のコンサルとかは半年で50万円ですが、この50万円を使って月利10%を稼ぐ術を身につけ、100万円の資金で月利10%を4年続けたら資産は1億円です。 これを年利5%の定期預金など元本保証の資産で運用すれば、何もしなくても一生年収500万円です。 もちろん、こんなすんなり上手くいくという事はないにしても、確実にリタイアまでの年数を縮めかつ生活費に使えるお金も増えていきます。 つまりは、最初は貯金に回せるお金を自己への投資に使い、収入を増やしていく事が重要になります。 なお、この「投資」というのは、知識、技術を身につけるという事もそうですが経験を積むという意味でも大いに大事です。 例えば、ビジネスでも投資でも最初から上手くいくという事は少なく、思わぬ損失を食らったりという事もあると思います。 私の場合最初は転売ビジネスからスタートしたのですが、ある程度稼げるようになり販路を拡大しようと思い卸売りも始めたら、200万円の債権が卸先の倒産で回収不能になったという経験を最初の頃にしました。 アマゾンを経由しての小売だけの頃は債権の回収可能性などは検討しなくても全く問題なかったのですが、直取引で、大きな取引をやるとなると、検討しない方がおかしな話なのですが、当時はそこまで頭が回らず結局回収する事は出来ませんでした。 お金としては当時かなり痛い経験をしましたが、稼ぎを増やしていく過程で大なり小なりこういう経験は皆していると思います。 そういうものをひっくるめての投資なので、知識、技術、経験を積む投資はどんどんやって稼ぐ実力を付ける事が先決であると考えます。 又、これは個人差あると思いますが、貯金に回して資金を固定させてしまうよりも、そのお金を経験を含めた投資に使う方が成長を感じる事が出来、人生豊かになると思っています。 例え、一時的にお金が減ったとしても経験値は確実に増え個人的にはこちらの方が人生において価値があると考えています。 というのも、成功だけでなく失敗も含んだ経験を積む事でしか自己の成長はなく、この成長こそが人生の幅を広げると考えるからです。

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