一を聞いて十を知る!
福島です(^^)
今日は、世間一般に言われる「依存マインド」という事について、言及したいと思います。
日本の諺で「一を聞いて十を知る」という諺があります。
これは、物事の一端を聞いただけで全体を理解するという意味で、非常に賢く理解力があることのたとえとして一般的に使われます。
これをビジネスをするにあたって私なりに解釈し直すと、一を聞いて、十の状態を知って、二~九を自分で行動する事により体得するという事かなと思います。
どういう事かというと、十の状態になりたいために、十の状態の人の話を聞きます。
そうする事により、その人がこれまで辿ってきた軌跡やそこまでいくためのやり方などを事細かく教えてもらう事ができます。
で、多くの場合それにより、一~十までの事を知ったつもりになります。
ですが、その時点ではまだ一しか知らないのだと思います。
なぜならば、十の状態になるための道のりは千差万別で、人により違います。
元々の性格、知識、経験、環境、やり始めてのトラブルの量、質、成長スピードなどなど十の状態になるための道のりは確実にそれぞれ違います。
よって、一を知ったら、十の状態を常に見据え、後はどれだけ二~九の事を自分でこなすかです。
多くの人は、二~三の状態のときに、十の状態の人に教えてもらった道のりを辿るだけではうまくいかず、諦めます。
ですが、ここで覚えといていただきたいのは、それは「当たり前」という事です。
上述の通り、二~九の進め方は、人それぞれだからです。
そこは、いろいろ思考錯誤して、自分の道を歩いていかなければなりません。
「道しるべ」になる人を参考にする事は非常に大事だと思いますが、「基準」は常に自分の中に持って置かなければならないとい事は意識しておきましょう!
なぜなら、一人として同じ人間などいないのですから。
この「基準」が他人になった瞬間、世間一般に言う「依存マインド」を持った瞬間になるのかなと思います。
「依存マインド」がある内はその人と同じ道を歩もうとしているだけなので思うような結果はでません。
大事なのは、その人がいる「十」の状態に行く事です。
二~九を自分の中の基準でどんどんやっていきましょう!
(その過程で、いろいろな人の話を聞いて参考にする事はとても有益だと思います)