マイルド貧困社長にならないためには!?

スポーツのアジア大会が盛り上がってますね! 特に競泳は、金メダル数で中国とトップを争っており、毎日金メダルが出る状況で見ていて面白いです。 池江選手とか複数の種目にエントリーして決勝に残るような強い選手は大変でしょうが、競技と競技の間も短くLIVEなのにテンポよく次々に色々な種目の決勝が放送されるので、そういう意味でも見ていて飽きないです。 日に日に注目も集まり、インドネシアの水泳会場も日本人が多いのだそうです。 これだけ、強い選手が多いと東京五輪の水泳会場のチケットはかなり倍率が上がるのではと思っていますが、行きたいなと思ってしまいました。 さて、ここから今日の本論ですが、昨日こちらの記事を見ていました。 http://tty1.jp/l/m/rDoHWdRtFtbsxt 「“意識高い系”が仇となり大手を辞め起業して陥った37歳の「マイルド貧困」」という記事です。 基本的にニュースは投資に関する情報を中心に日々読んでいるので、こういう記事は普段あまり読まないのですが、「37歳」という私と同じ年齢というのに引っかかり読んだのですが、確かにこういう人たまにいるなという記事です。 ざっくり内容を書くと年収700万円の大手企業に勤めていた人が、ホリエモンなどの起業論に憧れ、セミナーとかに行き、アイデアと気持ちだけで独立し、起業してから現実を知るという感じです。 3年前に独立したらしいので、現在の売上は月50万円で、経費などを引いて月10万円で暮らしているというものです。 年収700万円だと、月60万円ぐらいは貰えていた訳で、独立起業した事で収入が1/6になってしまったというものです。 これだと「お金」という意味では独立しない方がよかったという事になります。 人生「お金」だけじゃないという考え方も当然ありますが、起業するからには「お金」が先に来ないとおかしいです。 独立起業するにはやる気や勢いというのは大事ですが、それよりも計画性や緻密性が重要です。 つまりは、独立するからには、最低今の年収以上は稼げるようになってから会社を辞める必要があります。 もっと言えば、会社からの給与より、独立して自分だけで稼ぐ収入の方が不安定なので、給与の2~3倍ぐらい稼げるようになって独立しても遅くないぐらいです。 よく聞くのは、会社が忙しすぎて、辞めないと副業をやる時間もないという理由で給与以上稼げず辞める人もいますが、個人的にはこれは言い訳のような気がします。 今の仕事を自分でマネジメントする能力がないから時間がなくなっているだけのような気もしますし、本当にブラック企業のような会社で時間がないのであれば、転職したっていいわけです。 独立起業するに当たっては、シビアに「お金」でそのタイミングを判断する事が重要で、気持ちだけではどうにもならない訳です。 さらに、この人のインタビュー記事では温めているアイデアがあり、それを実現出来る段階になったら、資金集めてもっと大きなビジネスを展開しようと思っているというような事を言っていますが、だとすればそのビジネスを実現しそれが軌道に乗ってから会社を辞めるぐらいでちょうどよいと個人的には思ってしまいました。 というのも、私もまだ起業して8年ぐらいですが、これはいけると思っても、稼げなかっったビジネスなんていくらでもあります。 逆に、あまり構想は練らず何となく始めたビジネスが、うまくいくという事もあります。 つまりは、やってみないと分からないのがビジネスだったりするので、やってないものに賭けてはダメで、結果が出ているものを見て、次の舵取りを考えるぐらいの慎重さが独立起業などには求められると個人的には考えています。 又、この人は「社長」という肩書きに拘ったり、「事務所の住所」に拘ったりしていたようですが、これも気持ちの問題だけで、お金は1円も生みません。 むしろ、田舎で出来る事を東京の六本木なんかでやれば、家賃などの経費で大幅に損を喰らいます。 ゆえに、「流行り」や「イメージ」で独立起業などしては絶対ダメで、もっと堅実に考える必要があります。 ・副業の稼ぎが現在の会社からの給与額を超えているか ・独立して経費を極力減らすような生活環境を整える事が出来るか この2点はマストだと思います。 今独立などを考えている人がいれば、是非参考にしてみて下さい。 *むしろ上記のような状態であっても、人によっては本業と副業のダブルインカムの状態の方が精神的に安定し仕事に集中出来一番お金が貯まるという人だっていると思います。 又、現在このマイルド貧困社長のような感じになってしまっているなという人は、今一度考え方をシフトして、取り組む事をお勧めします。 場合によっては、もう一度定職に付くなんてのも全然アリだと思います。 いずれしても、他人の目など意識せず、自分が資産1億円を築くためにはどうすればよいかという事を基準に常に物事を考えれば、様々な選択において大きな間違いはしなくなるかと思います。

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