答えがないところで差がつく

今日は、「答えがないところで差がつく」というテーマで記事を書こうと思います。 というのも、お金を稼ぐやり方には色々とありますが、例え同じ分野であっても他と同じやり方では差別化出来ず、稼ぐ事は難しいからです。 例えば、私が毎日やっているFXで考えると、この分野は完全なるゼロサムゲームです。 誰かが利益を得れば、必ずその分損失を被った誰かがいます。 勝つ人は利益が増えるのでやり続け、負ける人は資金が底を尽きるので退場します。 ゆえに、FXという分野で勝った人と負けた人の割合を比べると1対9とかになる訳です。 FXというのは、レバレッジが利かせられるので、少資金で大きなお金を得る事も可能です。 そのため、一攫千金を狙った新規参入者には事欠きません。 毎日、毎日大量のカモが入場し、資金をマーケットに落として退場していきます。 1回失敗したのに、何も考えず再入場し、退場を繰り返すというギャンブラー気質の人も多いと思います。 そのため、FXで勝つコツは実はこういったカモがどういう動きをするかを予測して、そことは逆の方向にエントリーをして資金を獲得していくというのが最良の手段だったりします。 例えば、FXなどでは、分析指標と呼ばれる複雑な計算式で導き出された、買いシグナルや売りシグナルを発する指標があります。 あくまで一例ですが、以下のようなものが分析指標としてあります。 ・移動平均線 ・ボリンジャーバンド ・パラボリック ・エンベロープ ・移動平均乖離率 ・一目均衡表 ・RSI(オシレーター系) ・ストキャスティックス ・サイコロジカルライン ・MACD ・RCI ・DMI ・モメンタム ・ROC 通常こういうものを頼りにトレードしたりします。 そして、私自身もこれらは当然全て知っています。 しかし、これらの分析指標の意味を知り、これらの指標が提示する買いシグナル、売りシグナルを理解するというのは、正直調べれば誰でも出来るので、実は差が付きません。   重要なのは、これらを知った上で、これらを杓子定規に使うのではなく、 カモがどう動くかを察知して、それに合わせて使っていくという事が重要になります。 これは、どの教科書にも出ていません。 又、上記の分析指標の間でも同じ場面である分析指標は買いシグナルを出しているのに、別の分析指標は売りシグナルを出しているという事もあります。 そういう時にはどちらを信じるかなども、分析指標を説明する教科書などには買いておらず、カモの動きを予測した優先順位の基準を持っておく必要があります。   というように、分析指標の意味を知るなど、杓子定規に判断出来る基準を知るというのは大前提なのですが、勝つためには、それより先の教科書には出ていないところで差がつくという訳です。 なぜならば、ゼロサムゲームにおいては、相手より優れた立ち回りをしなければ、自分がやられてしまうからです。 これは、FXに限らず転売などのビジネスでも何でもそうだと思います。   私自身もビジネスを始めた当初は教材などに書かれている事をそのままやれば儲かると思っていましたが、当たり前ですがその教科書を多くの人が手に取ればその手法も優位性はなくなります。 そこから、どう創意工夫していくかが勝負というのが分かった瞬間、大変な事に気づきますが、それを乗り越えやっぱりなという感じで収入も増えます。 私自身、投資に分野を移してもその思考は当然変わらず、他とどう差別化するかを考えています。 ただ、FXにおいては、そもそもこういう発想をしている人が少ないのか、ビジネスの分野などに比べて稼ぐのは圧倒的に楽だと感じています。 もちろん、「楽」の状態になるまでには知識と技術の習得鍛錬を積まなければなりませんが、そもそもFXを真剣に本業レベルで続けている人は少ないので、1度極めてしまえば同じ事の繰り返しで儲かるという意味です。 では、以上です。 どんな分野でも教科書を覚えたら、それをどう稼ぎに繋げるかというのを意識して取り組んでみる事をお勧めします。

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