ビジネスを成功させる鍵は継続性!〜低価格で勝負を制しても一時的なものにすぎない〜
●ビジネスを成功させる鍵は継続性!~低価格で勝負を制しても一時的なものにすぎない~●
こんにちは、福島です(^^)
最近は、
中国輸入でライバルがごった返した商品が多数出てきましたね。
オンライン転売ビジネスの流れは明らかに今中国なので、
今後もその傾向は増々加速すると思います。
こういうときこそ
欧米や他のアジアに注力して転売をした方が
戦略としては面白いな思います。
私の会社では、
最近欧米輸入の人材を増員して、
さらなる利益拡大を図っています!
流れにのってトップ集団を走って稼ぐ
(後続を先導するかたちで)
もしくは、
流れに逆らって人のいないところで稼ぐ
このどちらかの戦略が
ビジネスにおいては
儲けやすいかなと思うので、
自分の今の立ち位置を考えて戦略を練ってみて下さい!
組織での全体の最適化という事ではなく、
全くの個人的な感覚では、
流れにのってトップ集団を走って稼ぐ
(レッドオーシャンで勝ち抜く)
方が性に合っていますが!
さて、ここからはビジネスにおける一般的な話をします。
(自分のやっているビジネスに当てはめて読んでみて下さい。)
「ビジネスを大きくする方法は3つしかない」という、
ジェイエイブラハム氏の有名なビジネスの公式をご存知の方は多いと思います。
ジェイエイブラハム氏によれば、
ビジネスを大きくする方法は、たった3つしかないといいます。
1. クライアントの数を増やす。
2. クライアントあたりの平均販売額を増やす。
3. クライアントの購入する頻度を増やす。
この3つにだけポイントを絞り、
それぞれをわずか10%増やしただけで
3つの掛け算で得られる売上(収入)は33.1%も増加します。
一つずつの要素を25%ずつ増やすことができれば
売上(収入)はほぼ倍増するといいます。
この公式の本質は、ビジネスという大きな課題を因数分解することで、
・掴み所の無い大きな課題を今すぐ改善できるサイズまでブレイクダウンできる
・各要素を少しずつでも伸ばすことが、最終的に大きな結果につながることを理解する
ことにあると考えます。
特に後者はビジネスの本質をうまくついていると言えます。
あなたのビジネスにおいて、
たとえ顧客数や購入頻度を劇的に増やすことができない場合でも、
クライアント1人あたりの購入額を
わずか数パーセントでも増やすことができれば、
最終的な売上という結果に大きなインパクトを残すことができます。
同様に顧客数や購入額を劇的に増やすことができなくても、
購入頻度をわずか数パーセントでも増やすことができても、
売上は大きく伸びるのです。
少し前から、マクドナルドのカウンターから
レジで確認できるメニューがなくなったことがニュースになりました。
2012年11月現在、マクドナルドは約3,300店のうち、
3,100店でカウンター上にメニューを置いていません。
カウンターメニューを取り払い、
かわりにカウンターの頭上にあるメニューボードを設置しています。
このニュースに関連して、マクドナルドは
「(カウンターメニューを排除した)目的は
お客様にカウンターでストレスなく注文してもらうこと。
列に並んでいる間に触れるメニューの情報量を増やし
考える時間を持てるようにした」
と説明しています。
マーケティングな観点からみれば、
・レジに到達してから顧客にメニューを決めてもらうよりも
・レジに到達するまでに顧客にメニューを決めてもらうことにより
より効率よく顧客にサービスを提供することができます。
言い換えれば、顧客の回転率や販売数を増やすことができるのです。
レジに到達するまではわずか数秒~数十秒、長くても1分以下です。
しかし、マクドナルドの原田会長は以前から
「1秒早く商品を提供すれば、全店で8億円の増収につながる」
と口にしてきました。
もともとマクドナルドは他のファーストフード店に比べて
商品を提供するスピードは早く、
企業努力による効率の良さが伺えます。
ここにさらに顧客がレジを止めてしまう時間を
数秒を減らすことによって、
さらなる効率化を目指しているのです。
ジェイの公式的にいえば、
マクドナルドほどビジネスの掛け算が大きくなれば、
1秒の積み重ねが8億円という増収を生むわけです。
一方で、この掛け算は逆も真なりであるということを忘れてはいけません。
マクドナルドの例で言えば、全店で1秒の積み重ねが
8億円という増収を生むのと同じレバレッジで、
全店での1秒のロスが8億円の損失を生んでしまうわけです。
計算が正しいかは別として理論上は2秒で16億円、
3秒で24億円が上下するわけです。
だからこそ、細かい要素を少しずつでも伸ばすことが重要であり、
同時に減速させる要素は少しずつでも排除していかなければなりません。
価格勝負や値引き戦略をとる場合は、
これを真に理解する必要があります。
顧客単価を10パーセント下げてしまえば、
最終的な売上にどれだけのマイナスインパクトを与えてしまうでしょうか。
値引きを繰り返していけば
本来得られるはずの利益はあっと言う間になくなってしまいます。
また、安易な価格競争や値引き戦略は思考を停止させます。
競合他社を上回る要素が価格だけになってしまえば
大きな付加価値を提供することはできません。
逆に「値引きをせずにいかに売るのか」
を考え始めると創意工夫が始まります。
低価格で勝負を制していたとしても、それは一時的なものにすぎません。
低価格のチャンピオンベルトを
いつまでも巻いておくことは不可能です。
価格戦略の際には、
このことをしっかり頭に留めておくことが必要なのかもしれませんね!