長期の目標は分からない
昨日、目標が定まらなければとりあえず資産額を目標にすればよいというような事を書きました。
ただ、どこを目指しているのですかとたまにコンサル生とかに聞かれたりしますが、「長期の目標は分からない」というのが正直な所です。
これは、性格もあると思いますが、私は短期的な目標を見つけてそれに向かって努力するというのは得意なのですが、長期的な事を目標に掲げるというのが苦手です。
例えば、30代とかでも定年後の老後の計画や心配をする人がいます。
個人的にはこれは先の事すぎて不確定要素が多く、妄想になるのではないかと思ってしまいリアリティに欠け時間の無駄と考えます。
それよりも、今月はこれをやる、年内にはこれをやるなど、短期的な行動計画を立て実行する方が生産性があると考えます。
そして、個人的には計画は立てられて来年ぐらいまでです。
再来年については、来年の状況やレベルに応じてその時に立てるという事を繰り返している気がします。
これは長期的に一見計画性がないような進み方に思えますが、人は結果が出なければ中々気合いを入れて頑張る事は難しく、定年にならないと結果が分からないような事を考えてもそこに向かって全力で頑張るというのは中々出来ません。
ゆえに、長期スパンでしか叶えられそうにない夢や希望は一旦置いておいて、その道に沿った短期的な目標をまずは立て、それに向かって全力で努力するのがよいと考えます。
というのも、長期スパンでしか叶えられそうにない夢や希望へのルートは、現在のレベルでは見えない事が多く、さらには一番よいと思っていた当該夢や希望以上の夢や希望が途中で見つかる事もあります。
つまりは、いくらでもあれこれ考える事が出来てしまうので、それで無駄な時間を過ごす事はもったいなく、目の前にある課題解決に全力で取り組む事を繰り返す方が結果的にその人にとっての最短ルートである事が多いと考えられるからです。
性格もあると思いますが、短期的な計画と結果を積み重ねるというのが、私の長期スパンでの考え方と言えるかもしれません。