諸行無常
今日は私なりの哲学的な事をちょっと書きたいと思います。
変化を好むも好まざるも、諸行無常の理の通り、常に自分自身も同じではなく、周りの環境、世の中も変わっていきます。
ゆえに、今安泰だとしても、将来も安泰である保証はなく、今不安定だったとしても努力次第でそれを変える事は出来ます。
これがために、どんな地位や立場、状況の人であっても、不安や悩みなどは付き物です。
瞬間的な開放感などはあれど、根源的には何かしらの事に悩んでいるのが人間です。
ただ、この悩みの中には、上昇するための悩みと衰退を辿る悩みがあると考えていて、
諸行無常で、全てのものは常に変わっていくものだと考えれば、目標に向かって変化を求めている中での悩みというのは、
上昇するための悩みで、言い換えれば前向きな悩みです。
諸行無常の世界では真っ当な悩みです。
一方、何もしない事により、変化に取り残されその悩みを解決しようともしないでいる悩みというのは、
衰退を辿る悩みであると考えています。
つまり、諸行無常という不変の原理に反する悩みというのは、奥が深く下手したら一生それに悩む可能性もあります。
上述の通り好むも好まざるも変化していくのが不変の原理なので、それに合わせて自分も変化していく事、つまりは目標を立てて日々努力していく事こそが、一番自分自身が心地よい状態だと考える次第です。
例えば、会社勤めをしていて、会社で一生働けるか分からないという不安や、一生をここで終えてよいのかという不安がある中で、
夜、帰宅した後に大変だけれど副業を開始するなどは、よい変化です。
会社から独立するまで行かずとも、会社以外からの収入がある事の安心感や、自分だけで稼げたという自信はその後の人生に大いにプラスに働くと考えるからです。
一方、そういった危機感を抱いているのに、何もしないのは、変化していないように見えて、
会社が潰れないまでもゆっくり、ゆっくり心理的な不安が増大するという変化をしています。
つまりは、会社で一生働けるか分からないという不安や、一生をここで終えてよいのかという不安が常にあるばかりか、年を重ねる事に心身共に疲弊するので、よりそれを感じる事もあります。
正直どっちに進んでも悩みがあり、大変で、例え月収100万ぐらい稼いで独立したとしても、それを今度は続けられるのかという悩みだったり、一人でずっと頑張れるのかといった、サラリーマンの時には感じない悩みが出てくる事もあります。
その先もずっと時々の環境によってそういった悩みはエンドレスです。
ゆえに、人間である以上こういった悩む事が必然であるとすると、諸行無常の理に照らし、自分がプラスに変化する事で悩む方がよいです。
大変そうに見える人でも、何かの目標に向かって努力している人の方が生き生きしているように見えるというのは何となく感覚として分かると思います。
私自身も、学生の頃プロのサッカー選手になるという目標や、大人になっても公認会計士の資格に合格するなどの目標に向かって努力している時の方が人生充実感があり、
資格を取って働き始め、特段熱を持てる目標がない時には、早く定年になって、ゆっくりした生活が出来ないかななどという事ばかりを妄想し、もの凄くつまらなさを感じていました。
そこに、ネットビジネスなどで、楽しそうに生活している人達がいる事を知り、新たな目標を見つけました。
そして、今もその中にいるわけです。
日々やらなければいけない事も多く、課題も多いですが、それらをクリアするために悩んで努力する事は自分の理想の人生に直結していると思えるので、とても充実しているのです。
そう考えると、やはり自分の人生なので、雑音に左右されず、自分のやりたい事を突き詰める事がやはり一番よいのではないかと思う次第です。
もちろん、上記の通りどこにいっても、どんな状況でも悩みは付き物ですが、それが変化を求める事での悩みである方が、真っ当で、それと対峙し、クリアする事への充実感がもの凄くあるからです。
では、今日は以上です。
取り留めのない話のようですが、常に私自身感じている事です。