自分だけは違うと思わず、徹底的に原理原則を追求すべき

昨年メルマガを再開してから一貫して、お伝えしていることですが、 私の現在の情報発信のコンセプトは、月収でも年収でもなく資産構築です。 元本を増やすために、月収、年収を増やすというのは当然努力すべきで必要ですが、 資産構築に舵を切らないといつまで稼ぎ続けますか?という事です。   例えば、年収1000万円とかは、普通に考えればすごいです。 しかし、税金、社会保険料、生活費など考慮すれば残るのは1/3程度がいいところです。 さらに、重要なのは年収1000万円が今後も永続的に続く保証はないという事です。 それがビジネスであれば尚更です。 上場する会社ですら競争に負けて衰退していく事があるのに、個人経営でそういうことがないと楽観的に考えるのはナンセンスです。 これは、年収数億あっても一緒です。 その使い方や考え方が資産構築になっていなければ、いくら稼いでもその後破産したという事例には事欠きません。 「自分だけは違う」とうまく行っている時は誰もがそう考えがちですが、栄枯盛衰という言葉がある通り、自分だけが例外なんて事はありません。   逆に、年収400万円とかでも、資産構築という考え方を持って行動すれば、高年収の人を資産額ではごぼう抜きする事は十分可能です。   なお、資産構築というのは、狭義には株や債権、定期預金などに投資をしていくという事ですが、 それ以前に、広義の意味として、将来キャッシュフローを生み出すものにお金を使っていくという事でまず捉えるべきだと思っています。 つまり、考え方の切り替えです。 ポイントは、現時点ですぐキャッシュフローを生み出すものではなく、将来生み出すものにお金を使っていくという事です。   例えば、仕事のハリのために趣味や飲み会に多少お金を使う事は人によってありだと思いますが、過度な散財はNGです。 さらには、マイナスな発言をするだけのような飲み会などは、自分の士気も下がるので、これは少額であってもNGです。 又、他人への見栄のために、必要以上の高級車を買ったり、高級マンションに住むなどもNGです。   他にも色々お金の使い道はあると思いますが、資産構築という観点でその都度判断すべきです。 すなわち、それは、将来キャッシュフローを生み出す使い道なのかどうかです。   そうすると、残ったお金を割くべき対象の大部分は自分の成長のための学習と、株式投資を中心した金融商品とすべきという事になります。   後者は、日本の税を含めた構造上、資産構築という観点では株式投資が最も有利だからです。 前者は、後者が理解出来ていても、正しい銘柄に正しいタイミングで投資出来なければ、資産を却って毀損させる恐れがるからです。 さらには、株式投資に限らずよりよいお金の使い方を追求すべきだからです。   これは、私自身がビジネスにおいて自分より先に行っているなと思っていた人が、どんなに稼いでいても常により稼がなければいけないと不安に駆られていたり、人によってはものすごく能力があるのに会社を倒産させたりしている中で、今の延長線上に自分が思い描いているような成功は本当にあるのかと考え直したのがきっかけです。   そして、考え直す際に意識したのは成功者の原理原則に徹底的に学ぶという事です。 この答えが、将来キャッシュフローを生み出すものに徹底的にお金を使っていくという資産構築の考え方です。 この考え方は、複利計算の元時が経てば経つほど豊かになる考え方なので、どんな時も心の安定が得られ、積み重ねる事にそれが増します。   例え、将来ビジネスでの収益が競合他社の出現で激減するというような事があっても、それは瞬間風速が下がるだけで、資産は確実に増えます。 この考え方が出来、実行出来れば強いです。 瞬間的な収益がどうであろうと、時が経てば経つほど豊かになるからです。   これが、私が行き着いた成功者の定義なので、もし感じるところがあれば少しでも参考にして頂ければ幸いです。

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