突き抜けなければ解放はされない
今日からGW明けで出勤という方も多いと思います。
そして、休み明けの嫌な感じを味わい副業頑張って独立するぞと意気込み今夜も作業を頑張っている人もいると思います。
私も以前はサラリーマンであっ時はそういった心持ちでした。
「給与以上稼げれば」、「月収100万稼げれば」どんなにいいかという事をほぼ稼げない時から毎日夢見て作業していました。
が、今思うのは月収100万などの短期を追いすぎると結果遠回りをするという事です。
月収100万稼げればそれはすごいですが、あくまで瞬間風速です。
現在40歳の人が60歳まで20年間月収100万円を継続出来れば、それは本物で
今の給与が40万だと独立した方がよいという事になります。
しかし、ビジネスをすれば競合他者が常にいますし、そのビジネスモデルのパイが小さければその奪い合いとなり、最初100万稼げても後はジリ貧です。
私の場合も最初はアマゾンの欧米輸入の単純転売で面白いように稼げましたが、簡単に稼げるものは参入者が入ってくるとすぐに旨味はなくなります。
そのため、それまでの収益をキープするには手法を変えたり、仕入れる国を変えたりと、手法を変遷していく事が求められます。
さらには、プラットフォームに依存すれば、手数料の改定や、規約の改定で都度商品を変えていかなければなりません。
よって、常に変化に対応する能力が求められます。
当時、稼げた手法で今も通用している手法はほぼないといっていいかもしれません。
考え方などは通用するものもあり、収益が下がるのを許容すれば多少は稼げますが、当時の手法と全く同じ手法を今も取って売上、利益を増加させ続ける事は不可能で、キープも難しいです。
よって、ある手法で100万稼げたとしても、それは瞬間風速でその後その手法で20年間稼ぎ続けられるという事はほぼありえません。
ゆえに、変化に対応出来なければ、会社に残って月収40万円をキープしていた方がトータルの収入は大きかったという事も全然あり得るという事です。
そして、だからこそ、今当時の私にアドバイスするのであれば、稼ぐ分野選びを間違えない事です。
つまりは、資産を築いて利息で生活するというところが、ゴールだとすると参入する分野でそういった人がどれくらいいるかです。
月収100万といっても、あくまで粗利なので、経費を引いたら80万円ぐらいで、物販で次に仕入れるお金を残すなどを考えると給与として払えるのは大体50万円ぐらいです。
給与50万円で手取りが40万円、月の生活費が30万円だとすると、貯金出来るのは10万円です。
20年月収100万円を続けられても貯金は24百万円です。
上述の通り、20年同じ手法で稼ぎ続けられる事はないので、手法を変えたり、自分で試行錯誤して月収100万円をキープしてこれです。
実は、月収100万といっても、人生レベルで考えると、そんなに大きな金額ではなく、ビジネスの荒波に出ていく事を考えれば、会社からの給与の方が安定感があり、定年までの20年間という長い期間で考えると、アマゾンで月収100万稼げたから独立するというのが本当にいいのかという事です。
当時は、何も知らないので希望に満ち溢れて独立しましたが、今の考え方が当時あれば、リスクが高すぎてそれでは独立しなかったかもしれません。
そして、その後色々変遷して最終的に行き着いたのが投資という訳です。
投資の世界で飽和という概念はほぼなく、
相場に合わせて手法を変えるなどはありますが、分野選びを再検討する必要がなく、
トッププレーヤーは個人で何百億の資産を築くような分野なので、そこに人生かけて注力すればよいからです。
(利息生活では1億も資産が築ければ普通の生活においては十分だからです)
よって、トッププレーヤーが月収100万とかで、パイが限られているようなビジネスでは、
変化に対応し続けるしか、解放される道はなく、その結果私自身行き着いたのが投資なので、
投資資金を貯めるという意味ではなよいですが、投資を極めないと労働からは解放されず、常に経済的なリスクに晒されると考える次第です。
無知な時は、流行りのビジネスなどに乗りがちですが、能力があってもそれだと資産を築く上では却って遠回りするという事を私が色々やってきて感じるので、何か始めようと思った時、それで本当に長く稼げて、資産1億を築けるものなのかというのを検討する事をお勧めします。