心の安定は本当に大事か?

本日は、「心の安定は本当に大事か?」というテーマで記事を書こうと思います。 というのも、リスクとリターンは常にトレードオフの関係があるので、心の安定を図ろうと思えば思うほどリターンは少なくなるものだからです。 例えば、 投資においては常に冷静な精神状態でやる事がよいと言われたりしますが、 この格言を大事にし過ぎるとそんなに収益は伸びません。 もちろん、何も分かっていない状態で、リスクだけ取るのは無謀ですが、ある程度レベルが上がれば、どれだけそのレベルに合ったギリギリの勝負が出来るかが収益の最大化に繋がります。 又、お金儲けに限らず、最近は恋愛は面倒だからしないだったり、結婚しないだったり、モノ(車など)はいらないだったり、リスクを取らない事で現状の安定をキープしようとする傾向があるかと思います。 上述の通り何でもかんでも無謀にリスクを取るというのはいいと思いませんが、逆に何でもかんでも現状維持の心の安定を取るというのも、成長がないと考えます。 そして、この事が日本の幸福度が低い原因に繋がっていると個人的には考えます。 *最新の世界幸福度ランキングでは58位 というのも、リスクを取らない現状維持というのは楽ですが無駄な事で悩むようようになるからです。 日本には「案ずるより産むが易し」という諺がありますが、 これは、「ものごとが始まる前から色々と心配しても、実際は困難なことではない」ということをたとえたことわざです。 「現状維持」というのは、つまりは、物事が何も始まらない状態がずっと続くという事を意味しており、ひたすた様々な事を案ずる状態という事になります。 適切なリスクを取って何かに没頭している時は考えもしない無駄な事をあれこれひたすら悩む事になるため、幸福度が低いという事になるという事です。 裏を返せば、こういうリスクを取るという事を当たり前に出来れば、常に成長を続けられ幸福度も増すと考える次第です。 ただ、リスクを取るということは心の安定からは離れる行為なので、一定のストレスは常にかかり続けます。 しかし、これがないと幸福度がアップする成長には繋がらないので、このリスクを取る状態を当たり前の感覚に出来るかが重要だと個人的には考えており、自分自身改めて意識しようと思っていることでもあります。

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