孫さんが資産運用を頼んだ人物
私は現在、全くの一人で全て自己資金でトレードをしています。
FXの世界には、投資ファンドなどを組成して、他人から預かったお金を運用するプロも多くいます。
自己資金は限られるので、実績を示して一定のリターンを与える事により多額の資金を調達して、収益の絶対額を増やす投資ファンドとの稼ぎ方は、
稼ぎの速度が一気に加速するので、これで大金持ちになる人もいます。
もちろん、投資ファンドでなくても、銀行や証券会社でお客の資金を運用している人たちもプロの一種です。
しかし、こういう稼ぎ方はかなりリスクがあると思っていて私はいくら稼げるとしてもやろうとは思いません。
もちろん、誰かに雇われたくないとかの理由もありますが、
毎年(もしくは毎月)決められたリターンをお客に与えるというのは、どんな相場であれ積極的にエントリーしていかなければならない事を意味します。
しかし、相場というのはランダムウォークで、確率高く分かるところもありますが、完全に不明だったり、中途半端な位置というのもあります。
よって、確実に取れるところを確実に取って行く事が、トレードでは一番大事だと思っているのですが、いつまでに、いくら稼がなければいけないなど自己都合を入れる事は、無理なトレードをせざるを得ない事もあるわけでトレードを狂わせます。
BNFさんが、ソフトバンクの孫さんに資金の運用を依頼され、それを断ったのは有名な話ですが、
自己で完結するからこそ、しっかり資産を増やしていけるのであり、他人が関与してきた時点で、義務が課され自由なトレードが阻害されます。
誰にも、影響を受けず、自由に意思決定を下せるという事が投資においては、最も重要だと思っています。
また、いくら稼いだという事を同僚や、知人間などで自慢しあうのもトレードではよくないと思っています。
なぜならば、その実績を維持しようと、これも無理なトレードをする要因になるからです。
よって、トレードは自己資金で、淡々と一人でひたすら資金を増やす。
これに限るなと思う次第です。