
働くゴールを決めよう!
今日は、「働くゴールを決めよう!」というお話をします。
最近、朝ウォーキングする事にハマっているのですが、
朝一で身体を動かすと血の巡りがよくなり1時間弱のウォーキングなのですが、
歩いている最中は仕事の事や、投資、人生など色々な事を考えます。
その中で、「アーリーリタイヤ」という事をよく考えます。
日本人の個人資産は年齢と共に上がっていき、
死ぬときが人生史上最大の資産を持っているのだそうです。
という事は、日本人は死ぬまで働くもしくは節約しているという事です。
これは、端的に言えば老後が不安だからという心理状態が死ぬまで続くという事です。
この心理状態がどうして来るかというと、
老後国からの保証(年金等)がどのくらい貰えるかという事や、
自分の寿命は当然分からないのでいつまでお金がいるか
分からないというという二つに起因していると思います。
上記はある程度予測はつけど誰にも分かる事ではないので、この二つに縛られている内は、
一生お金に縛られる人生になるのだと思います。
よって、アーリーリタイヤをするためには、
一生金銭的に困らないお金を稼ぐか、継続的に入ってくる仕組みを構築するかの2点です。
例えば現在30歳で、MAX後60年生きると想定すると、いくらあればよいかという事をまず考える事が重要です。
これは、その人の生活水準や考え方、家族構成などによっても変わってくるのでしっかり考える必要がありますが、例えば1年で必要なお金が年収500万円だとします。
そうすると、60年分となれば3億円必要という事になります。
今、3億円あればアーリーリタイヤが出来るというわけです。
これを単純にビジネスだけで稼ごうとすると、税金等を考慮しざっくり6億円稼ぐ必要があります。
次に、もう少し頭を使った2番の「継続的にお金が入ってくる仕組みを構築する」ですが、
貯金を食いつぶして生きて行くという生活でなくても、年収500万円が安定的に入ってくる状態が作り出せればよいので、自分が働かなくてもお金が入ってくる仕組み作りを考えます。
例えば、私がやっている通販サイトとかは、24時間365日モノが売れて行き、
スタッフ1人で管理が出来るので、私は関与しなくてもお金が入ってくる仕組みとなっているわけです。
こういうサイトを何個も作れば年収500万とかもいくわけです。
ただ、スタッフの管理コストなどが発生する事と、
ビジネスなのでその商品が何らかの理由で売れなくなったりという事は当然あるため、
これだと中々働かずに安心して暮らすという心理状態にはなりにくいわけです。
そこで、行き着くのが投資の世界です。
投資といっても短期売買ではなく、長期投資などの安全運用の方です。
例えば、外貨預金とか不動産とか、保険証券、新興国ETFなどです。
利回りは低いが限りなく元本保証のものをここでは長期の安全投資対象とします。
簡単に言うと利息や配当収入などで暮らすという方法です。
日本では三菱東京UFJの10年定期で利率が0.01%です。
よって、500万円の利息を年間受け取ろうと思うと500億円必要という事です。
これに対して例えばHSBC銀行(マレーシア)の定期預金金利は1年で3.3%です。
[link]https://www.hsbc.com.my/1/PA_ES_Content_Mgmt/content/website/pdf/personal/services/interest_rates_main.pdf
よって、年収500万円に必要なお金は約1億5千万円です。
又、例えばフィリピン不動産(マニラ)の平均賃貸利回りは7.5%なので、
年収500万円に必要なお金は約6.6千万円です。
さらには、元本99%保証で、年利10%の保険証券もあったりするのですが、
これだと5千万円でよい事になります。
もちろん、一つに集中させるのは危険なので、リスク分散などを実際にするのですが、
ビジネスだけだと6億稼ぐ事が必要だったのに、
投資を絡めると同じ額を得るのに5千万円でよかったりもするわけです。
こういう事を知りだすと投資というのは面白いなと思います。
要は、何も知らないと老後が漠然と不安だからという理由で、
一生働くもしくは節約して死ぬ時が人生で一番お金を持っているというような、
お金に縛られるようになってしまうのですが、
理論的にお金の事をしっかり考えると、
どこまで貯めればお金のために働かなくてもよいのかというゴールが見えて非常にやる気も出たりします。
もちろん、私は働く事が好きなので恐らくどんな資産が出来ても働き続ける気がしますが、
お金のために絶対働かなければならないのか、嫌なら辞めてもいいのかというのは精神的には
全く違うと思います。
仕事すらもやるかやらないかを自由に選択出来るというのが本当の自由だと考える今日この頃です。
よって、いくら貯めればゴールという事を真剣に考える上では、ビジネスに加えて投資について研究する事もマストになってくるのです。
