仮想通貨を今からやるべきか?

ビットコインを中心とした仮想通貨が連日上がりまくっていますね。 BTCに関しては、この前8/23に45万円ぐらいの時にメルマガで書いて、もう55万ぐらいまで上がっています。 少し遡れば、7/18の23万円ぐらいの時から比べると倍以上です。 さらに、アルトコインに関して言うと、Monero (XMR)が7/16に3200円ぐらいだったのが、先日16000円を突破して5倍超です。 イーサリアム(ETH)とかも、7月に15000円だったものが、45000円ぐらいまでに上がっており約3倍です。 その他のコインも1ヶ月足らずで数十%は当たり前になっています。 1980年代後半に株や不動産など全てが上がりまくっていたバブルという時代をメディアなどを通じて知ってはいましたが、 こういうのがバブルかと思い知らされています。 要は、実態がないものにまでどんどん資金が流れ、その本来的な価値以上に上がりまくっています。 これは、投資を勉強した人であれば誰の目にも明らかです。 例えば、約400年前の世界最古の金融ショックと言われるオランダのチューリップバブルとかを例にすると分かりやすいですが、 当時チューリップはオランダで珍しい花で、貴族などの富裕層が高い値段で書いました。 その後、国民も富の象徴として頑張って買うようになりました。 その結果、チューリップの値段が、当時の一般国民の平均年収の約5倍となりました。 イメージとしては、日本の平均年収が400万円だとして、チューリップの球根が2000万円だったという事です。 今、考えればチューリップの球根がそんな値段はしないという事は明らかですが、当時はそれを皆疑わなかったという事です。 で、バブルを引き起こすのはいつも先物などのデリバティブですが、このチューリップも現物だけではなく、先物取引が行われるようになって、現物を引き渡せない人、お金を支払えない人が続出して、バブル崩壊です。 仮想通貨はチューリップよりタチが悪く、単にサイバー上の数値です。 実態のある会社が株式のように発行しているものもありますが、BTCとか多くの仮想通貨は実態はなく、建前上あると宣伝していてもその実態は不明で、株とかをやっている感覚からするとないに等しい通貨がほとんどです。 で、訳の分からないものにお金を投じるのは投資ではなく、ギャンブルだと思っています。 ゆえに、明らかに多くの人はギャンブルをやっているなと思っています。 そして、仮想通貨にも先物市場はあり、さらにはBTCが使える場所が多くなってきたといっても本当ごく一部です。 ゆえに、どこかで皆BTCなどの仮想通貨を円などの法定通貨に戻す訳です。 そのため、強烈な逆回転つまりバブル崩壊がいつか起きます。 と、この理論が大前提ですが、これを分かりつつやっていくというのが、今から仮想通貨に参入するスタンスとしては正しいかなと考えています。 最近、ビットフライヤーのCMが日本でたまに流れいますが、多くの一般人はまだ馴染みのない会社だと思います。 しかし、ビットフライヤーやコインチェックだけでなく、一般の人が知る大企業がこの仮想通貨市場のプラットフォームなりを提供すると、間違いなく参入者は爆発的に増え、今なんてまだバブルの初期だという可能性だってあります。 (さすがに初期ではないかもしれませんが) 「仮想通貨を今からやるべきか?」これについては、自分が勉強してリスクを許容できる範囲内での投資はしていくべきだと今は考えています。 私は、株もFXも短期も長期も投資はやります。 しかし、株が好きとかFXが好きというよりは、自分が勉強して訓練すれば、リスクを抑えながら、資産を増やせると考えているからです。 ただ、株もFXも自分が買った後に、誰かが買わないと儲からない訳です。 ゆえに、マネーがどんどん流れ込むところの方が稼ぎやすいのは間違いなく、今は仮想通貨がきているというのは、最近の値上がり幅を見ると認めざるを得ない状況だと感じています。 が、繰り返しになりますが、最初の方に書いた仮想通貨のバブル崩壊は必ず来るので、勉強せずに何となく中途半端に参入するぐらいだったら、大暴落を待って、BTCを買うとかの方がよっぽど賢い戦略だと思います。

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