レンタル友達

結婚式や葬式に出席者数を水増しするために、結婚代行や葬儀代行などがあるというのは聞いた事がありましたが、 最近は、インスタ映えを狙い、レンタル友達(リア充代行サービス)なるものが流行っているそうです。 経済面を考えるとこういった「見栄」というのはマイナス以外の何者でもないと考えています。 もちろん、それがビジネスなどに繋がるものであれば、見栄えというのは大事ですが、 プライベートで見栄を張る意味は皆無で疲れるだけです。 しかも、レンタル友達とかいって、それをお金を出して買うとか、性格もあると思いますが個人的には意味不明です。 けれど、人との繋がりが希薄化している中で人気者であるように見られたいという欲求がある人がいるというのは事実なので、これはある種の人にとっては、本能的な部分でもあると思います。 そのため、こういう人の見栄を狙ったサービスを展開している会社は上手いなと思います。 先日、こういうビジネスを展開している会社の社長の記事を読んだのですが、 こういうサービスの立ち上げのきっかけは、シングルマザーの人が、私学の幼稚園だと父親がいない事で子供が面接で落とされやすいので、父親をレンタルしたいというような要望や、結婚式に呼んだ知人などがドタキャンをして、どうしても数合わせをしたいというような要望があったので、始めたらしいのです。 が、それがどんどんエスカレートして、例えば結婚式で母親を借りたいというような要望も出てくるようになり、 結婚式で母親を偽装するというのはかなり大ごとだと思うのですが、案の定引っ込みがつかなくなり、盆や正月の度にリピートする人もいるのだそうです。 そして、上述のように最近ではレンタル友達がインスタと共に増加してきて、当初のビジネスプランを超えて進化しているのだそうです。 でも、やり始めるとこういう事はよくあるなと思います。 例えば、Aという目標を達成するために、Bという事をやったが、そこから発展して出てきたCというサービスが結局Aという目標を達成するために繋がったというような事です。 ゆえに、将来を当てる事は出来ないので、今やっている事が目標に直結するかというのが分からなくても、やっていく過程で色々見えてきて一番よいところに落ち着く事はよくあるので、是非どんどん色々な事をまずは試してみる事をお勧めします。

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