メンタル向上の施策

サッカー日本代表のアジアカップですが、昨日の準決勝イラン戦はいい試合でしたね! ここまで日本は格下の相手に1点差の僅差のゲームばかりでしたが、今大会一番強いと目されていたイランに終わってみれば3-0と完勝でした。 昔から、日本は良くも悪くも相手に合わせてしまうところがあり、強いチームに勝った後に弱いチームに苦戦を強いられるという事があるので、次の決勝戦も今回の試合のような好ゲームを見せて欲しいなと思います。 ツイッターとかを見ていると、動きが悪い選手がいるとボロクソに叩かれていますが、昨日は掌を返したように絶賛されていました。 こういうのを見ると、プロのサッカー選手というのは相当メンタルが強くないと一流にはなれないなと改めて思います。 全ての試合で高パフォーマンスで順風満帆に進む選手などいないため、ボロクソに叩かれる時というのは必ずあります。 特に期待されていたり将来有望な選手であれば尚更です。 ゆえに、ありきたりの言葉ですが、逆境に強かったり、周囲の反応に鈍感だったりという普通の人よりメンタルを強く持てる資質が重要です。 サッカーの世界では、常に将来を嘱望される天才と呼ばれる10代の選手がいつの時代にもいます。 しかし、20代、30代と進むに連れ、結局結果を出すのは中田(英寿)だったり、本田だったりと、10代の頃は天才の影に隠れて有名ではなかった、日本人離れしたメンタルを持っているような人たちです。 では、なぜ彼らがそういったメンタルを持てたかというと、いち早く海外に行ったからだと思います。 少し前に厳しい選択をする事が大切というような記事を書きましたが、ドリブルとかパスとかシュートの練習をいくらしてもメンタルはあまり向上しません。 それよりも、生まれ育った日本を離れ、言葉も通じず、知り合いもいない所に一人で飛び込みレギュラーを勝ち取ったり、信頼を得たりという過程でメンタルというのは培われていくものだと思っています。 サッカーではないですが、起業であったり、トレーダーだったりというのもある意味守られるものがない中で、一人で勝負していくものなので、上手くいかない時にはメンタルを強く保てるかというのも非常に重要だと思っています。 ゆえに、人と同じような環境でないと不安であったり、一人だと不安であったりというような人は、そういう環境を飛び出す事がメンタルを強くする一つの施策だと思います。 メンタルというのは、環境を変える事でしか中々培われないとものだと思うので、メンタル弱いなと思う事があれば、少しずつでも環境を変えていく事が大切であると考える次第です。

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