バノン氏解任

日本への直接的な影響という意味で、北朝鮮のミサイル問題が昨今メディアで多く取り上げられていますが、 こういう紛争というのは、株価にはマイナスです。 そして、個人的には、この紛争リスクより、やばいと思っているのが、米国のトランプ政権です。 というのも、先日トランプ大統領の側近中の側近で、影の大統領とも揶揄されていた、スティーブン・バノン氏が解任されました。 いくら大統領と言っても一人では何も出来ないので、支えてくれる人や支持層というのが不可欠ですが、これが今どんどん離れていっています。 トランプ氏が所得税の減税政策を実行してくれたり、強い経済を作るための施策を実行していくれるという期待でNYダウなど株価は上がっていましたが、これが一転バノン氏などが解任されて、側近がいなくなっていく事で、崩壊懸念すら出てきました。 政治不安というのは、株価にとってはマイナスで、特に米国というのは、世界経済のトップなので、ここが混沌とした場合、株価はやばいです。 NYダウも日経も過去と比較するとバフェット指数に代表されるように、テクニカル的には上がりすぎなので、月足レベルでいつ深い調整(暴落)が来てもおかしくないと考えており、ここに来てそのきっかけとなる、米国トランプ政権の崩壊リスクが浮上してきたのではないかと個人的には思っています。 大暴落した時に買えば、資産数倍とかは楽勝というのが過去の相場の流れから明らかなので、この株価大暴落を前から期待しているので、少し希望的観測も入っているかもしれませんが。。 ただ、利益を出すと言うことを度外視しても、何が原因で大暴落していくのかというは、アカデミック的にも個人的には興味があるので、 次の大暴落はしっかり原因、結果を含め生でトレースしていこうと考えている次第です。 そして、この株価暴落が起きた時、昨日記事に書いた仮想通貨がどうなるかというのはまだ実績がないので謎です。 けれど、株価暴落が起きたら、一般的にはリスク回避的になるので、金などの現物資産や円など国が崩壊しないだろうと思われている安全資産にお金が流れるというのが常なので、訳の分からない仮想通貨は総じて暴落するのかなと思ってはいます。 しかし、仮想通貨も様々あり、実態があるものも少ないですがあるので、そういった通貨はもしかしたら一部評価されるかもしれません。 こう考えると、マネーがどこに流れるのか、こういうマクロ的視点も非常に大事で、投資は勉強する事が尽きないなと思います。 そして、勉強すればするほど、確信力がつくので、それに見合ったリターンも得られると考える次第です。

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