ハイフニスト
私は現在、元公認会計士のネット起業家兼投資家という肩書きで情報発信をしています。
こういう複数の肩書きを並べる人の事を経済学者の竹中平蔵さんは「ハイフニスト」と表現しています。
最近は、専ら投資関係の話題が多いですが、ビジネスも以前と変わらずやっており、過去には受験勉強も含め約10年間会計士の業界にいたため、普通の人よりは、税務/会計に精通していると思っています。
そのため、こういった肩書きを用いています。
会計士を辞める時は、周囲からはなぜ辞めて、全然違う事をやるのか不思議がられたり、物販で結果を出し情報発信をしていた当初から知って頂いている人の中では、なぜFXや株など投資の事を突然言い出したのかと不思議に思った人もいると思います。
私の中では、時間と空間の自由を追求して、やりたい事をやるというスタンスは常に変わらないのですが、知識や経験が増すに連れ、やる事を変わってきています。
現代において、時間と空間の自由を追求すると、行き着く先は資本を増やすという事になります。
公認会計士になると決めた当時の理由は、自分の能力で何が一番稼げるかという事でした。
大学生当時の私の思考の限界は、経験を含め、会計士になる事が最良の選択だったのです。
しかし、実際に働いてみると、給与の限界に気づきます。
どれだけやろうと固定給です。
さらには、アーリーリタイヤなどの目標も掲げられず、時間/場所が縛られます。
そのため、自分で起業した方が、より時間と空間の自由に近づく事が出来ると悟り、独立です。
独立すると、稼いだ分は全部自分の給与となったり、経費という概念が生まれたり、始業終業時間、仕事をすべき空間も指定される事はありません。
ゆえに、かなり時間と空間の自由が広がりました。
しかし、そこでまた疑念が生まれます。
起業して自分でビジネスをやる事で、稼ぐ力は付いたが仕事をやらなければいけない状態に変わりはないという事です。
上述の通り、現代において、自由を追求する事は資本を追求する事とイコールだと考えており、この資本というのは、瞬間風速の稼ぎ(年収)ではなく、その名の通り財産(ストック)です。
ゆえに、この財産(ストック)たる資本を増やすためには、どうすればよいかと考えると、入りを増やして出を減らすという事と、財産(ストック)を効率よく運用するという投資に行き着きます。
このように、公認会計士を志した当初とは、全く違う考え方に現在はなっているのですが、その過程では常に不満と合理的な解決方法の模索により歩を進めています。
さらには、時代の変化があります。
いつの時代も、人は自由を追求するものだと思っており、この「ハイフニスト」という言葉は、移り変わりの早い現代において自由を追求している人の職業ような表現方法ではないかと考える次第です。
P.S.
ちょっと、前置きが長くなりすぎハイフニストについて本当に書きたい本論までいけなかったので、明日続きを書きます。