デッドラインを縮める
新年も3日目で
明日から仕事という人も多いでしょうか!?
昨日は、年収が高い事が必ずしも資産が多いという事とイコールではなく、
しっかり資産構築に意識を傾けて行きましょうという事をお話しました。
ただ、そうはいっても、この意識が同じぐらいあれば、年収が高い人の方が、資産が当然多くなります。
そして、年収を増やすためには、ビジネスかトレードの世界で、
知識、技術を付け、稼ぐ為に作業をする必要があります。
また、その前提として年収が劇的に増える訳ではない、
サラリーマンとしての通常業務は出来るだけ効率的に終わらせ、
自分のビジネスやトレードに割く時間を出来るだけ捻出する必要があるという人もいると思います。
しかし、ここにも実は昨日お話したパーキンソンの法則が絡んできます。
パーキンソン氏は「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」という事と、
もう一つ、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」という事も述べています。
どちらかというと、こちらをメインに述べています。
例えば、1時間で終わる仕事があっでも、与えられた時間が3時間だとしたら、
結果的にその仕事が終わるまでには3時間かかるという心理的法則を示しています。
残り2時間は何をやっているかというと、細部に拘って必要以上に丁寧な作業をしたり、
本来の作業からは外れている余分な事まで思案してしまうなどの無駄な作業です。
学生の時の夏休みの宿題などをイメージしてもらうともっと分かりやすいですが、
8/31までに終わらせなければいけない宿題があったとき、
最後の1週間ぐらいで全部片付けたというような人もいると思います。
その場合は、本来のその宿題は7日で終わる作業だったにも関わらず、
約40日期間が与えられていた事により、40日で7日分の成果を出したという事になります。
宿題であれば特段問題ないですが、
稼ぐという事はシビアなので、40日で7日分の作業をした人と、
40日で40日分の作業をした人とでは、約6倍作業量に差が付きます。
上述の通り稼ぐ為には、そのための作業は必須で、
その量をどれだけこなせるかです。
よって、何も考えず過ごしているとこのパーキンソンの法則が
働いてしまい、作業効率が落ちてしまうので、
作業をする事を決めたら、そのデッドラインを出来るだけシビアに設定する事をお勧めします。
普段副業で3時間ぐらいしか作業が出来ないとしたら、
休みの今日なんて、その3倍は作業が出来ていてもいいはずです。
しかし、実際はそんなに作業が出来ていないというのが現実ではないでしょうか。
これだと中々結果が出にくいので、是非目標資産額までは常に
やるべき事を明確にして、デッドラインを厳しく設定し、作業の量をこなす事を意識しましょう。