グーグルの20%ルールに見る成長の法則

グーグルには20%ルールというものがり、業務の20%は与えられた作業以外の個々人のやりたい自由な事をするというルールがあります。 これにより、過去にGmailやGoogleNowなどが生まれてきました。 私自身も、最初は税務、会計など会計士業務だけでしたが、独立してからはアマゾン転売(欧米、中国、国内)をやったり、化粧品通販をやったり、情報発信をやったり、コンサル、ゼミ、アフィリエイト、株式投資、海外FXetcなど様々やってきました。 ゆえに、今ある業務以外の事をやるというのは、経営者にとっては結構当たり前だと思います。 さらには、「自分の好きな」というのも、社員が自分1人の一人会社の経営者においては縛りがないのでこれも結構当たり前だったりします。 で、色々やると、一つしかやっていない時に比べて幅がメチャクチャ広がり、稼ぎも急激にアップしたりします。 そして、この稼ぎがアップするのには2つ理由があると思っています。 まずは、他分野の知識を応用出来るようになるという事と、市場にはパイの大きさとトレンドがあるので、たまにそれに非常にうまく乗れるようになるからです。 (また、リスクヘッジ出来るので収益が安定するというのもあります。) ゆえに、稼ぎを増やしたかったら、常に次の柱を作るために、色々新しい事にチャレンジするというのは非常に大事だと考えています。 ただ、給与が固定されている社員ベースで、これを自ら実践するのは、立場などの様々な縛りやモチベーション的にも難しいと思います。 日本の大企業で全社的にこういった制度を用いている企業はほとんどないと思いますが、今の思考や行動の延長線上には革新的なアイデアは出にくいので、大企業になってもこういった環境を整えているからこそ、グーグルは世界のトップに君臨出来るのだと思います。 で、これを対岸の火事のように他人事と捉えるのは危険です。 というのもこれからはIot化がどんどん進み、資本ではなく、情報に価値が置かれる時代になっていくので、全ての企業のライバルがグーグルになり得ます。 というのも、どんな商売であれ、お金は人から人へ渡っていくため、人が来てくれなければ、お金は生み出せません。 これまでは、例えば行列の出来るラーメン店などは、顧客の心理を見事に付いた施策が施されていた事により、他からは知り得ないノウハウがそこにはあった事により競争優位が生まれていたところがあります。 しかし、Iot化とAIのディープラーニングでラーメン屋に行く人の心理や行動パターンはどんどん研究されていくので、それらの情報を持っているグーグルなどが、ラーメン屋にコンサルを開始すれば、それらを受けた企業は繁盛しやすく、逆にそういったサービスを受けていない企業はどんどん淘汰されていってしまう事が予想されます。 これは、ラーメン屋だけでなく、どの分野でも想定されるので、全てのライバルがグーグルという事になり得るという訳です。 そのため、大企業にいるから安心ではなく、こういう時代だからこそ、個人で稼ぐ力をどんどん身につけるべきです。 企業がグーグルに食われる可能性はありますが、個人のニッチな産業にはグーグルなどの大企業は入ってこないので、個人間の競争になり、競合が強くないからです。 さらには、ネットビジネスやトレードの環境はどんどん整備されていくので、パイがどんどん広がり稼ぎやすくもなるからです。 今何かに取り組んでいる方も多いと思いますが、個人がネットで稼ぐ時代の本当の流れはこれからだと思っているので、共に頑張っていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。