3つのタイプの人間
私はビジネスでも投資でも最初は孤高に1人でやった方がいいと思っています。
例えば、ビジネスで言うのであれば月収30万円ぐらい稼げるまでは、
既に稼いでいる人などが提供している教材を買ったり、セミナー/コンサルを受けたりなど
してレベルアップしていくと思いますが、その間大変だと思いますが、
その大変さを共有する仲間は作らない方がよいという事です。
なぜならば、まだ稼げない内に大変さを共有する仲間を作ろうと思うと、
同じような稼げない人と打ち解けやすく、結局稼げないマインドになりやすいからです。
逆に、30万円ぐらい超えて中級者ぐらいになると、
最低限のビジネスマインドは醸成され、依存心がなくなり、建設的な話がどんどん出来るようになるので、
同じレベルもしくはそれ以上のレベルの人とどんどん交流を持つ事でレベルアップする事が多くなると思っています。
こういう考えは昔からあったのですが、
京セラの元社長の稲盛和夫さんの言葉の中にそれを端的に表している言葉があったので、
それを今日は紹介させて頂きます。
それは、人間には以下の3タイプがいるという事です。
第一に「可燃性」、第二に「不燃性」、第三に「自然性」のタイプです。
「可燃性」というのは誰かから指示を受けたら熱意やモチベーションを高められる人の事です。
「不燃性」というのは、何か指示されても熱意を燃やすどころか消してしまうような冷めたひとです。
クールといえば聞こえがいいかもしれませんが、「そんなの無駄だよ」とか「それって前もやったことがあったけどダメだったよね」などと発言して組織全体の士気を低下させるようなひとの事を指します。
「自然性」のひととは誰から何も言われなくても、自発的にモチベーションを高められるひとです。自律的と言い換える事も出来ます。
自分で課題を発見し、目標を定め、困難に立ち向かっていける人物のことをいうと稲盛氏は説かれています。
ここで個人的に重要だと思っているのが、
「不燃性」の人がいる集団に属さない方がよいという事です。
自然性の人可燃性の人は情熱を燃やして本来稼いでいけるタイプなのですが、
この速度を鈍化させたり、止まらせたりする唯一の要因はこの「不燃性」の人間によって、
情熱の炎を消化される事です。
よって、まだ稼げない内に、同レベルの集団に属すると、不燃性の人が多い確率が高く、
愚痴や、批判に晒され、結局稼げなくてなってしまうのです。
さらには、始めた当初はうまくいかない事も多く、自分が不燃性のタイプにもなりやすいので、
稼いでいる、自然性、可燃性の人からは敬遠されやすくなります。
そのため、最初は孤高に頑張るのがよいと思っています。
ただ、ある程度稼げるようになると、稼いでいる集団に入って、
自然性の人に触れ、情熱を貰ったり、自分も与えるなどする事により、
その集団の炎がどんどん燃え上がり、稼ぐ速度もアップします。
私の場合は、何か初めての事をやったりするときには、
既に結果を出されている方の教えを受けたりする事がありますが、
そこに参加している同じ対場の方(生徒さん)とは実はほぼしゃべりません。
なぜならば、先生からの熱を受けて頑張るだけだと思っているので、
不燃性の人の愚痴等に付く会っている暇はないのです。
よって、参加型のセミナーとかは仕方ありませんが、
教材とかオンライン講座とか先生と一対一で講義を受けるのが何か初めての事を学ぶときは
一番よいと思っています。
では、本日は以上です。
是非、自分がどのタイプに属しているかと、
どのタイプの人間と交流する事が多いかをチェックしてみて下さい。
不燃性に属さない事が高みを目指す上では必要不可欠です。