こんにちは、元公認会計士の福島哲也です。
本日は「頭脳もダイエットしよう」というテーマで記事を書かせて頂きます。
というのも、身体も太りすぎは健康に悪いように、
頭脳というのも頭に悪い習慣をしていると
思考力が衰えるだけでなく、前頭葉の劣化により堪え性がなくなり、
短絡的な思考に走りやすく、中長期の幸福を逃す可能性があります。
そして、医療の発達や、遺伝情報の解析技術向上などにより、
我々は想定するより長生きする可能性が高くなっているので、
身体だけでなく、この頭も衰えさせない事はこれからの長寿社会を生きるためにも
とても重要だと考えます。
まず、「頭脳」に一番良いのは「睡眠」です。
睡眠により短期記憶を長期記憶に定着させたり、
アルツハイマー病の原因のひとつとされるβアミロイドなどの毒素が、
除去されていきます。
ゆえに、頭の健康を保つためには睡眠は不可欠という事になります。
次に、「運動」です。
運動は勉強効率の向上や薬物依存からの脱却、うつ病の寛解など、
脳に関わるあらゆる問題を有酸素運動を行うことで解決できることが
研究結果によっても証明されており、
脳にやる気を与える行動と捉える事が出来ます。
さらには、
食物繊維を積極的に摂る事です。
機能性消化管疾患の患者の方が
おなかの症状だけでなく、眠れない、落ち着かない、頭痛、食欲がない、
意欲がないなどの精神神経症状を訴えるケースが多く
脳と腸というのは相関関係があるという事が最近の研究でも証明されており、
腸内環境を良い状態に保っておく事は脳にも非常に重要になります。
逆に、脳に悪い行為というのは「飲酒」です。
飲酒というのは肝臓に負担をかけるばかりでなく、
脳の脱水症状も引き起こします。
先日の記事でも書きましたが、
昔は適量は良いとされていましたが、
飲酒はゼロが健康に一番良いという事が分かっています。
*一部の心臓疾患などは適量が良いと言われたりしますが、
少なくとも脳に関してはゼロが一番良いです
以上、脳に良い習慣と悪い習慣の代表を書かせて頂きましたが、
睡眠を良くとって、運動をして、食物繊維を摂り、お酒は飲まないという
皆がイメージする健康によい習慣がやはり脳にもよいという訳です。
ただ、良い習慣というのは意識しないと出来ない事も多いので、
少しずつでもこれらの良い習慣を取り入れていくのが良いと考える次第です。