こんにちは、元公認会計士の福島哲也です。
本日は「積極的に翻訳書を読んでいきましょう」というテーマで記事を書きたいと思います。
というのも、私が日々読書をしていてこの本よかったな、為になったなと思う2/3は翻訳書だからです。
これは良く考えてみれば当たり前の話なのですが、
本に限らず私たちが普段買う商品というのはアメリカ製や中国製など海外のものも多いかと思います。
例えば、家電や衣服、食材など日常で普段利用するものについて全て日本製だけで揃えているという人はほぼいないと思います。
これは、最新のものや便利なもの費用対効果がよいものが全て日本製のものであるとは限らないからです。
本もこれと全く一緒で、
最新の情報や、役立つ情報、費用対効果がよい情報が書かれているのが
全て日本の書籍であるとは限らず、どちらかというと海外の書籍である可能性の方が高い訳です。
なぜならば、日本で翻訳本が売られている時点で出版国を含めた世界で評判が良い書籍である事が証明されており良書である可能性が高いからです。
さらに、日本人が日本で書籍を販売する際には自費出版などもあったりして
ハードルはかなり低いですが、
海外などは日本より書籍を出す事自体がハードルが高い国も多く、
さらには、海外発の書籍が翻訳本として日本で売られるまでには当然翻訳家への報酬や書籍を日本で売るために代理店契約などで中間マージンが発生したりする事が通常なので、
よほどヒットさせる自信がなければ日本で翻訳本が出回る事はないからです。
海外の本は思考の基礎が日本人と違ったりしてそういった意味での読みにくさはたまにありますが、自分の好きな分野だったり得意な分野であれば、当該読みにくさを差し引いたとしても面白い事が多いので、個人的には表題の通り積極的に翻訳書を読む事はお勧めです。