世界一豪華なスターバックスコーヒー
少し前から海外移住の話をしていましたが、現実的にタックスヘイブンの地で住むとなると3つぐらいに絞られます。
それは、シンガポール、香港、ドバイです。
タックスヘイブンの地区というのは、ほとんど島のようなところが多く、現実的に住むとなると文明が発達しておらず不便なところが多いです。
よって、上記3つぐらいになるというわけです。
そして、タックスヘイブンといっても全てが無税であるわけではなく、定義としては税率20%以下がタックスヘイブン地区と呼ばれます。
シンガポールや香港は20%や16.5%など日本と比べると低いですが、税はかかります。
一方、完全無税の地区もあります。
それが、ドバイです。
ただ、ドバイは中東という事で、日本に住んでいると馴染みがなく、砂漠、イスラムなどのイメージがあるぐらいです。
よって、どんなところか先日実際に行ってみました。
夏のドバイは一年の中でも気候的には最も最悪で、気温50度、湿度100%と聞いていたので、覚悟していったのですが、
行ってみると、日差しは確かに強いですが、思ったよりじめっとしておらず、私の好きなハワイに似ている感じがしました。
(といっても水辺に近づくと湿度はハンパなくありましたが)
冬は、もっと気温が下がり、観光シーズンになると世界一広いと言われるドバイモールなどが人でごったがえすのだそうです。
ドバイの人口は200万人程度ですが、観光客が年間1000万人ぐらい来るほどの観光大国で、それに頷けるぐらいスタイリッシュで洗練された町でした。
ドバイ人は生活が保証されており、ほぼ働いておらずタクシードライバーやホテルのスタッフなどはインドやパキスタン、フィリピンなどからの出稼ぎの人たちが多かったです。
走っている車はトヨタが一番多く、人種のるつぼと言えるほどアジアの色々な人種の人がいましたが、
パキスンタン人のタクシードライバーが言うには、日本は敗戦から経済大国に登りつめたというイメージが強く、さらには奢らず謙虚で丁寧というイメージで日本人に対しては尊敬の念を抱いている人が多いのだそうです。
又、滞在中は地元のスーパーから高級ホテル(といっても真夏のローシーズンなので日本で5万ぐらいのホテルに1万円ぐらいで泊まれます)
まで様々なお店に行きましたが、どこも対応がよく、色々な国に行きましたが、ここまで気持ちがいい接客を受けた事がないというぐらいどこも印象がよかったです。
国民性というと少し語弊があるかもしれませんが、そこに住んでいる人たちの人柄がとてもよかったです。
なお、ドバイを砂漠の地から今のスタイリッシュな町に変貌させたドバイの首長は
ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームという人なのですが、
この人は何においても世界一を目指す事によりドバイを発展させてきました。
ブルジュカリファ(世界一高い塔)やドバイモール(世界一広いモール)以外にも、色々なところで豪華絢爛なアラブの作りがあり、
観光ガイドブックに寄れば世界一豪華と言われているらしいスターバックスコーヒーまでありました。