クリア可能な目標を作り、クリア可能なターゲットを絞り、ほんのちょっとの向上を目指す!
こんにちは、福島です(^^)
今日は、
ビジネスに限らず物事を進める上でのこつようなお話をします!
世の中には、アーチェリーやゴルフのパッティングなど
数ミリ単位の変化を競うスポーツが多くあります。
多くの場合、それらの数ミリの差が大きな成果や収入の差を生み出します。
そして、何年間も練習を重ねる人々が競い合う時、
“数ミリの差をもたらすのは、
精神的(メンタル)な部分が大きいものです。”
ちょっとした感情のゆさぶりが、
プレーにちょっとした変化がもたらし、
最終的な結果に大きな違いを生み出します。
そして、どんなスポーツでもメンタルが非常に大切ですが、
その中でも究極のメンタルスポーツの一つと言えるのが
マラソンなどの長距離走なのではないかと思います。
長距離走は本当に孤独な戦いです。
自分が苦痛から逃れたいと思えば
いつでも棄権することやペースダウンすることができます。
一方で、徹底的にトップにくらいついていこうと思えば、
体力の限界を超えて先頭集団で優勝争いを演じることができます。
全て自分のコントロール次第なのです。
長距離走をしている時は、
いつでも「誰が最後まで心折れずに走り抜くことができるか」
の我慢比べをしているようでした。
「もう追いつけない」と心が折れてしまえば、
おそらく良いパフォーマンスを残すことができませんし、
逆に隣を走る競争相手の心を折ることができれば勝利は近づきます。
そのため、オリンピックでも駅伝でも、
しばしばランナーたちの「相手に諦めを促す」
駆け引きを見ることができます。
駅伝であれば、追う立場でタスキを受け取った時、
マラソンで言えばスタートで出遅れた時、
トップとの差を少しでも縮めていくことが求められます。
縮めなければいけない差が大きすぎると、
どうしても心が折れてしまいがちですが、
そんな時こそ私は学生時代のマラソン大会で小さなことにターゲットを絞り、
ほんのちょっとの向上を目指したのを思い出します。
・まずは数メートル先にいるあの選手を抜かそう。
・次の電信柱までなんとかペースアップを続けよう。
といった具合で、いきなりトップの選手を目指すのではなく、
一つ一つ小さな目標を設定してそれを一つ一つクリアしていくのです。
そして気付けば目の前にいる選手はいなくなります。
こうやって小さな目標を一つ一つクリアしていくと、
ゴールした時に自分が想像するも高い順位で
フィニッシュラインに立っていることにいつも驚かされます。
今現在、自分が置かれている状況が、
自分が目指すべき対象とかけ離れすぎている場合は、
いきなり大きな目標を追って心が折れてしまうのを防ぐために、
小さな目標を設定し、
小さな目標以外には見向きもせずに集中して、
一つ一つをクリアしていく必要があるのかもしれませんね。
追いかける立場の場合は、特にそうだと思いますので!!