なぜ投資を勉強する必要があるのか?
昨日イギリスという世界の中の大国がEUから離脱したという金融/経済にとっては、かなり重要な出来事が起こりました。
そのため、日経は1日で約8%(1286円)下落という大暴落があり年初来安値を付けました。
東証1部の時価総額約480兆円の内、1日で34兆円が失われました。
これは昨日もお伝えした通り、投資家は平均して8%資産を失っているという事です。
将来、資産を築いて運用しようとしても、投資の知識が平均以下だとお金は実はすぐになくなってしまいます。
さらに言えば、昨日損切りなど出来ていればよいですが、恐らくまだ保有している一般投資家も多いと思います。
現在、日経が上がる要素は皆無です。
中長期的には下落です。よって、昨日損切り出来ていれば8%の損失で済みますが、
塩漬けにすれば、資産が一気に半分以下になる事も十分あり得ます。
今日は、この事について詳細に書きたいと思います。
少し長いですが、かなり重要な事なので是非しっかりご覧下さい。
<なぜ投資を勉強する必要があるのか?>
普通の人が資産1億にいくためには、短期的にお金を増やす事が重要です。
これには、ビジネスと短期投資大きく分けて二つあります。
私自身、どちらもやっているので、どっちも出来る人はどっちもやった方がいいですが、
どちらか一つに絞るとしたら投資です。
なぜならば、税金大国日本においてもキャピタルゲイン課税(投資での売却益課税)は20%であり他の種類の所得と比較して著しく低い税率設定となっています。
さらには、海外ではキャピタルゲインには税金を課さない国も多いです。
又、投資においては上がった利益はすぐに自分の手元に入ってくるため、
即時に再投資に回す事が出来、複利効果を最大限享受出来ます。
例えば100万円の元本から始めて月利10%ずつ稼いでいけば4年後に1億円の資産を築ける事になります。
ビジネスで4年で1億円の資産を築こうと思うと
税金/社会保険の関係で稼いでも半分持っていかれるので、
年平均5000万円(月間400万円の利益)を稼ぐ事が必要になり如何にレベルが高い水準かが分かると思います。
さらに、ビジネスでたくさん稼いだお金持ちの人が投資を行い大きな損を出したり、
破産したという話やニュースをよく聞くと思います。
(昨日の暴落で、破産した個人や倒産するファンドなどもたくさんあると思います。)
これは、ビジネスで1億円の資産を築く事と投資で1億円の資産を築く事が全く違う次元の話であるというところから来ています。
ビジネスで稼ぐという事は、人、モノ、カネ(融資)などでレバレッジを利かせて大きく稼いではいけますが、
自分が働くという意味ではラットレースからは抜け出せておらず、
いつかは年齢と共に疲弊し投資で安定的に運用して、自分はリタイヤしようと思うわけです。
しかし、ビジネスで1億稼げても、投資では1円も稼いだ事がなければ投資の世界ではド素人な訳です。
投資の世界はニュースなどを見ても分かると思いますが詐欺まがいの事も多く知識がなければ簡単にカモられたりもします。
さらには、詐欺でなかったとしても、自分が投資に無知であれば、
投資商品を勧めてくれている人の話の合理性やレベルが判断出来ず、
これまたうまく運用出来ずギャンブル的になります。
つまりは、投資で1億築く能力がなければ、投資で1億を運用する能力もないのです。
よって、自分がビジネスで必死に貯めてきた1億円が、
自分の判断出来ないところで他人に運用されるというかなりリスクの高い状態になるのです。
投資商品を勧める会社は対象商品が究極的には売れればよいので、いい面を当然中心に言います。
しかし、リスクも当然あるわけでそれを自分でしっかり判断したり、
質問する力が絶対に必要なのです。
無知でよい場合も例外的にあるのですが、それは資産5億円以上築いたときです。
この場合プライベートバンクで専門チームが構成されたりするので、
自分が無知でも優秀な人に運用してもらう事が可能です。
たた、資産5億をビジネスで築こうと思うと最低10億稼がなければいけないので
かなりビジネスセンスがある人でないと不可能です。
よって、資産1億築いてそれを年利5%以上で運用してラットレースから抜け出すためには、
投資力をお金がないときからしっかり身につける必要があるのです。
宝くじで大金持ちになった人が破産するという事例がありますが、
ビジネスしかやってこなかった人が投資をするときも全く同じで、
投資の知識と経験がなければ、お金をただ持っているだけの宝くじ当選者と変わらず、
いくらお金があっても投資しても今回の大暴落の時などに資産を減らすばかりなのです。
将来資産を築いて投資でしっかり運用したいと思ったら、お金のない今から投資の知識と経験を積んだ方がよく、
お金持ちになってからは甘い誘いがたくさんあるので実は危ないのです。
将来、投資の安定利回りで働かなくても暮らせるような状態になりたい人は
今からしっかり投資の知識/技術を付ける必要があります。
日本は金融では明らかに後進国なので誰もこんな事を教えてくれませんが
これはマストなのです。
投資という選択肢を捨てるのであれば、独立していてもサラリーマンでも一生ラットレースの中で働き続けなければいけない事に変わりはないという事は
是非、しっかり覚えておいて下さい。
今度のFXアービトラージスクールでは、短期的に稼ぐ手法は当然の事、
こういった長期的な視野にたった投資の考え方についても、
一からしっかりお教えしたいと思っています。
では、本日のメールは以上です。
また来週メールします!
P.S.
以下でFXアービトラージの手法を解説していますので、
スクールに興味のある方は是非見ておいて下さい。
<FXアービトラージ説明動画>
https://www.youtube.com/watch?v=julKQZR1isI
<FXアービトラージ取引動画>
https://www.youtube.com/watch?v=_ghMea7qmm4
P.S.2
画像添付しましたが昨日の利益は20万円でした。
暴落時に一気に稼ぐ人もいますが、私のやり方はどんな相場であれ安定的に稼ぐ手法なので、
そんなにいつもと利益は変わりません。
日本の天才個人トレーダーのBNFさんの「BNF」ハンドルネームは、
投資家のヴィクター・ニーダーホッファー氏の頭文字を取ったものであるという事はご存知でしょうか?
この投資家は「一日で50億円を失った天才トレーダー」として有名です。
50億円ものお金を作ったという点で間違いなく天才なのですが、これを一日でなくしたという訳です。
暴騰、暴落時にいつもより大きくかけて利益を伸ばすというやり方は、
短期的に爆発的な利益を生む可能性はありますが、同時に短期的に全てを失うリスクもあります。
ここからは想像ですが、BNFさんがこれをハンドルネームとしたのは、
圧倒的な実力を持った人への憧れともう一つ戒めがあるのではないかと思っています。
BNFさんは移動平均乖離の逆張りという手法で、暴落時下がっている時には何もせず、
下げきったと思ったら少しの反発を取る事を繰り返すかなり手堅い手法で、
ヴィクター・ニーダーホッファーとは真逆のトレーダーだからです。
そして、私は最後に残ったものが一番の勝者だと思っているので、
そこまでの過程は関係なくBNFさんこそNo1だと思っています。
*資産額もBNFさんの方が上ですしね。
よって、BNFさんの安定志向を継承し、急騰、急落などボラティリティが高い時はそのボラティリティにあった資金量でトレードするので、
常にリスクをコントロールしてリターンも一定というわけです。
さらには、暴落時にしか稼げないというのであれば、暴落時PCが見れない状況だったら、
何も稼げない事になり、複利の効果を最大限享受出来ない事にもなるので、
どんな相場でも常に安定的に稼ぐ手法こそ最強だと思っているからです。